2015年12月21日月曜日

別姓

夫婦別姓について、
さまざまな(というほどでもないけど)意見が出ましたが、
この手のことは、
本人の好きにさせてあげれば?
と思います。

ただ、
夫婦同姓は、もちろん「最近」のことです、日本では。

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明治時代の半ばまで、日本は夫婦別姓の国でした。
源頼朝の妻は北条政子と呼ばれ、
足利義政の妻は日野富子のままでした。
結婚で夫婦の一方が姓を変え、
同じ姓にする現在の制度は、
明治政府が西洋化政策の一環として、
法律で強制したものです。
戸籍制度ができるまでは、
名前じたい桂小五郎が木戸孝允になったりと、
もっと自由でのびのびしたものでした。
「伝統を守れ」というなら
夫婦別姓に戻せという意見が出てしかるべきでしょう。
夫婦別姓に反対する理由として、
家族が壊れるという人もいます。
しかし、日本と同様、
儒教の影響を受けた中国や韓国はずっと別姓の原則でやってきましたが、
そのために家族が壊れている、
仲が悪いなど、ということは聞いたことがありません。
夫婦別姓への反対は結局、
理屈ではなく感情なのでしょう。
その底にあるのは、この社会の同調圧力です。
多数と同じでない人は変だ、けしからん、
皆と同じにしろという無言の圧力です。

http://www.asahi.com/articles/DA3S12120435.html

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武士道も、
大和魂も……