Le noir ( te ) vous va si bien (黒がお似合いですね)
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=9-LEyYaBa6Y
舞台は現代のパリ。
「適齢期」のコブラは、アラブ系移民家庭の一人娘。
両親は、まあ厳格なほう。
だからコブラは、外出するときはいつも、
上の画像のような姿なのですが、
実は毎日、なじみのカフェで着替えさせてもらい、
それから、シュレンヌのオフィスへ通うのです。
コブラは、この二重生活の中で、
勤め先の若社長に言い寄られますが、
これはあっさり振ってしまい、
カフェを切り盛りする若者と仲良くなります。
でも、いざ、という場面では、
「これはわたしには最初なんだけど、
最後にもなる必要があるの」
と訴えます。
つまり、結婚する人とじゃなければ、
というわけです。
で、そんな生活はそれなりに楽しかったわけですが、
このコブラの二重生活が、
父親の友人に知られてしまいます。
彼は告げ口し、
父親は、彼女の兄に相談するのですが、
この兄が、(書くのがつらいですが、なんと)
コブラを殺してしまうのです。
駆け付けた父親は、
なんてことをしたんだ!
と息子をなじりますが、時すでに遅し。
こうなったからには、
息子だけでも助けなければなりません。
父は、息子の罪を背負う決心をします……
いやはや、暗いオチいになってしまいましたが、
映画としては、佳作、という印象でした。
そしてひとつとても驚いたのが、
この、アマゾン・フランスで買ったDVD には、
日本語字幕が付いていたのです!
アマゾン・フランスでは、
今までに数百枚?のDVD を買ってきたと思いますが、
こんなことは初めてでした。
ちなみに、上の画像の右上の塔は、
クレテイユ市役所です。