今年もあと4日、
といってもほとんど何も変わりません。
で今日は、
On a failli être amies(もうちょっとで友達になるところだったの)
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=aUnnv4CrvO0 (予告)
https://www.youtube.com/watch?v=PxMwl0v5ZDc (全編)
予備知識ほぼゼロで見たのですが、
引き込まれました。
まあ、ロシュディ・ゼム、
カリン・ヴィアール、
エマニュエル・ドゥヴォス
の3人が揃っていますから、
当然期待はできます。
マリテ(カリン)はバツイチで、
職業訓練所の講師として働いています。
(大学生の息子は留学を目指しています。)
ある日彼女のもとに現れたのがキャロル。
でもキャロル(エマニュエル)は、
ほかのリストラされた女性労働者たちとは違いました。
星を持つロマンティックなレストランを、
料理人の夫サム(ロシュディ)とともに経営していたのです。
とはいえ彼女は、行き詰まっていました。
自分が自分として尊重され、
一人の独立した人間として生きている気がしなかったからです。
物語は、キャロルの自立を軸に進みますが、
実は、息子が離れて行こうとしているマリテも、
危機にありました。
ふたりは、もう少しで友達になるところでしたが、
マリテはなんと、サムに恋してしまうのです。
キャロルは当然、裏切られた気がして、
マリテとは仲違いします。でも……
結局キャロルはサムと別れ、
サムと再会したマリテは……
なんだか、浮ついた話に聞こえるかもしれませんが、
俳優たちが魅力的で、
大人のお話しに仕上がっています。
難を言えば、
サムとキャロルが、
明らかにブルジョワで、
やや贅沢な悩みな印象を与えるある点でしょうか。
でもやはり、特にロシュディとカリンは、
とても好きです。