2016年1月12日火曜日

Le dernier gang

今日は一日、
Bowie の曲と過ごした感じでしたが、
そんな中で見たのが、

Le dernier gang

https://www.youtube.com/watch?v=eZ_MneTjnls

ヴァンサン・エルバズ主演で、
ジル・ルルーシュやパスカル・エルベも出ているギャング映画です。
おもしろかったです。
襲った銀行の窓口にいた女性と恋仲になったり。
でも……

DVD のパッケージには、

Vivre comme des rois, mourir comme des heros.
(王のように生き、英雄のように死ぬ)

と書いてあり、
もしほんとにそういう者たちの映画であるなら、
それはたしかに「ギャング映画」だと言えるのでしょう。
でもこのフィルムの主人公は、
さんざん銀行強盗を繰り返した挙句、
逮捕され、刑に服し、エンディングは、
出所した彼を、家族が迎えに来ている、というシーンなのです。
Mmmm、
全然「英雄のように死」んでません!
こうなると、これはもういわゆる「ギャング映画」ではなく、
それに似た何か、ということになるのでしょう。
(もちろん、それならそれでいいのですが。)
タイトルの「最後のギャング」というのは、
そういう意味なんでしょうか?