2020年5月19日火曜日

「韓国映画の最前線」

ユリイカ5月号の特集は、
「韓国映画の最前線」
です。

いくつもの論考があるわけですが、
目次を眺め、
真っ先に読んだのが野崎歓さんの文章。
さすがです。
キレがあるし、広がりも深さもあって、しかもおもしろい……。

取り上げられてる作品のほとんどは、
わたしもすでに見たものでしたが、
文脈の作り方が、素晴らしくて、
そのおかげで、作品が立ち上がる感じ。
『ベルリンファイル』とか、
『レッド・ファミリー』とか、
『工作、黒金星と呼ばれた男』とか。
これは韓国映画ではありませんが、
たまたま最近見た
『誰よりも狙われた男』への言及もあり、
そうだよねえ、と納得したのでした。

ここで触れられている映画の中で、
わたしがまだ見てなくて、
すぐにでも見たいと思ったのは、
『鋼鉄の雨』
でした。
で、今探してみたところ、
Amazon Prime には見当たらず、
DVDに化もされていませんでした。
ただし、ネトフリにはあるんですね。
Mmm...  見たい......