この映画のことは、
3年ほど前に書きました。
http://tomo-524.blogspot.com/2017/04/blog-post_18.html
で、今回初めて、
この映画を「総合文化ゼミナール」で取り上げようと思って、
もちろんもう一度見て、
もろもろ調べ、
それをパワポにしていたら、
ほとんど2日かかりました。
多くの場合、
下調べは学生それぞれに予習としてやってもらうのですが、
ちょっと今回の予習は、
初回レポートとしてはハードルが高すぎるので、
こちらで用意することにしたためです。
まあね、
シオニズム、
WW Ⅰ、
イギリス二枚舌外交、
ホロコースト(産業)、
イスラエル建国、
中東戦争、
インティファーダ、
ユダヤ人入植、
分離壁……
を一回の予習で調べろっているのは、
さすがにきつい、かな。
新入生だし。
で……
緊迫感のあるいい映画だと思うんですが、
ちょっと難しいところがあるのも事実です。
最初に思いついたのは、
『判決、ふたつの希望』
だったんですが、
これがAmazon Prime にないので、
残念ながらパス。
で、
『シリアの花嫁』
『もう一人の息子』
を含めた3本で迷って、
今回は、中で一番ハードなやつにしてみました。
(ほんとはみんな見るといいんですけどね。)
でまあ、「前説」はそれでいいとして、
見終わった後のゼミでは、
たとえばこれ、
http://tomo-524.blogspot.com/2015/03/une-jeunesse-comme-aucune-autre.html
そしてこれ、
http://tomo-524.blogspot.com/2010/11/lemon-tree.html
あたりを紹介しようと思っています。
日本版はないけれど、
まあこちらで物語は紹介しながら、ですね。