で、そのうちの1 枚が、なんとまあ美しい響きで、ちょっとびっくり。それは、「シューベルト・フォー・トゥー」という、イョラン・セルシェルとギル・シャハムが組んだCD です。(画像)
アマゾンで、ちょっと試聴できます。(なが!)
特に、アルペジオーネ・ソナタ。この名曲は、今までにもロストロやマイスキーなど色々名演がありましたが、ヴァイオリン版は今回初めて聞きました。やっぱりいい曲は、楽器を換えてもいい演奏になることがあるんですねえ。アルペジオーネ・ソナタを作曲した頃のシューベルトは、たしかもう梅毒に苦しんでいたはず。美しいばかりじゃないのは、それと関係あるのでしょうか。(ちなみに「アルペジオーネ」というのは、チェロに似た楽器の名前だそうです。)
イョラン・セルシェルは、日本公演の様子がyou tube にありました。
わたしが1番好きなピアノ曲は、実はシューベルトのピアノ・ソナタ21番です。シューベルトの影って、ぐっと来ます。