「シャルリ・エブド事件を考える」の中で、
エリア・スレイマンの話が出てきました。
そういえば、ずいぶん前に『D.I.』を見て、
うまく楽しめなかったのを思い出しました。
で、
もう1度トライです。
https://www.youtube.com/watch?v=eFR8XcKg3k4
イスラエルの、
パレスチナ自治区とイスラエル占領地の間の検問所、
そこを通過するクルマのナンバープレートは、
黄色と白があるのですが、
前者はイスラエルで、後者はパレスチナで登録されたものだそうです。
そこが1つの鍵、なんですね。
絶賛している批評も少なくないのですが、
そして前回よりは今回のほうが、
たしかに楽しめたのですが、
これをシュールな「コメディ」として深く楽しめる域には、
わたしはまだ達していないようです。
もちろん、
「パレスチナ人イスラエル市民」を、
いわばその内部からとらえた作品は
(わたしの知る限りは)これだけですから、
貴重なのは言うまでもありません。