2019年3月16日土曜日

『イコライザー』(1&2)

イコライザーというと、
オーディオのアレかと思いますが、
そうじゃありませんでした。

デンゼル・ワシントン主演の、

『イコライザー』/『イコライザー2』

を、アマゾン・プライムで見てみました。
(『2』だけ有料)

https://www.youtube.com/watch?v=4GGjX9r4JUI

https://www.youtube.com/watch?v=ov_bSLoZPdI

イコールにするもの、
というわけですが、
ここでは、平和をもたらすもの、くらいの意味なんでしょう。
「元CIAの凄腕エージェント」という設定はベタだし、
暴力的だし、
突っ込みどころは満載ですが、
これがヒット作になったというのは、
十分理解できます。
これは一言で言えば、
現代アメリカ版の「必殺仕置き人」で、
法が及ばないワルモノを暴力的に倒すわけです。
わたしたちは、そうした悪の存在をうすうす感じていて、
この映画はカタルシスを与えてくれるわけですね。
勧善懲悪の映画らしく、
特に「1」のほうで、
主人公が繰り返し言うセリフは、

Do the right thing.

でした。
(誰もがスパイク・リーを思い出すのでしょう。)

そして「1」のほうの、
主人公の行きつけのダイナーが、
いかにもホッパー風で、よかったです。
(そう言えば「2」のほうの海辺の雰囲気も、
かすかにホッパー的?)