Taxi 5 (2018)
見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=_LzD6UtBgZk
上司の奥さんとの浮気が見つかり、
マルセイユに飛ばされたパリの「暴走」刑事シルヴァン。
彼は着任後、「個性的」な部下たちや、
やはり「暴走」で捕まったウーバーの運転手エディーと協力して、
フェラーリに乗ったイタリア系マフィアの犯罪を阻止する、
という(たわいない)お話し。
「タクシー」シリーズは、
ここまでの4作は、
サミー・ナセリとフレデリック・ディーファンタルのコンビが、
ずっと主役を務めてきました。が、
今回はだいぶ様子が違っています。
まず、監督・主演がフランク・ガスタンビッド。
彼は、今までこの2作を監督してきました。
http://tomo-524.blogspot.com/2013/04/les-kaira.html
http://tomo-524.blogspot.com/2018/10/pattaya.html
そしてこのPataya には、
今回の「5」にも出ているサブリナ・ウアザニが出ていて、
このウアザニとガスタンビッドは、
今ホットなカップルのようです。
https://www.parismatch.com/People/Franck-Gastambide-et-Sabrina-Ouazani-les-amoureux-du-Festival-de-l-Alpe-d-Huez-1600077
そしてもう一人の主演が、マリク・バンタラ。
彼もまた、Pattaya に出ていて、
この映画にもちょっとだけ出ていました。
http://tomo-524.blogspot.com/2013/04/nous-york.html
彼ら以外にも、
Moussa Maaskri
Édouard Montoute
Anouar Toubali
Ramzy Bedia
François Levantal
など、顔なじみが大勢出ています。
そうそう、エディーの「マブダチ」として、
ラッパーのソプラノも出ていました。
また、Cut-Killer がDJ役で出ていて、
これはどうしても、
『憎しみ』を思い出させます。
いわゆる「軽蔑語」が満載で、
もうPC的にはゼンゼンアウトなんですが、
ただ、その「軽蔑(と言うか、からかいと言うか)」が全方位的で、
どこかの集団だけに対してのものではないので、
見ている分には、わたしは問題があるとも思いませんでした。
この「タクシー」シリーズは、
日本では、いわゆるコメディー、というユルイ枠に入るのでしょうが、
実際は、かなりアラブ色が濃い映画でした。
この「5」では、
それが一層強くなったと感じました。