2020年7月29日水曜日

もう少し

ついに、担当しているクラスの成績を付けました。
といっても、まだ1クラスだけで、
これから出てくるレポートもまだあるので、
終わりはまだ先ですが、
それでも、
前期の終わりが見えてきたのは確かです。

いくつかのクラスでは、授業の感想を書いてもらっています。
おおむね「勉強になった」と書いてくれているので、
よかったです。
映画を扱うクラスでは、
実際に見せることができないので、
Amazon Prime を使うことにしたのですが、
こちらもおおむね好評でした。
なにしろ、「スチューデント」契約だと 250円/月、だし、
そもそも最初の6か月は無料なので、
これを利用すれば、かかるお金は、
無料じゃない映画が指定された時の合計 800円だけです。
(それでも、お金がかかるのはちょっと、という学生もいましたが。)

そしてこれがいいのは、
まあ当然ながら、
学生が自分のタイミングで見られること、
繰り返し見て、細かい点をチェックできること、です。
もちろん学生には、
<場>としてのキャンパスがゼッタイ必要です。
ただ、この授業に関しては、
オンライン授業のメリットはかなり大きいと感じました。
やがて対面授業が始まった時、
どんなハイブリッドが可能なのか、
考える必要があるのでしょう。

それに引き換え、
フランス語の授業は、
やっぱり対面の方が圧倒的によさそうです。
とはいえこれも、
レポート提出など、
オンラインのメリットは残せそうです。

きっと日本中に、
(世界中に)
同じようなことを考えている教員が大勢いるでしょう。
というか、
そんなことは考え済みで、
その先に取り組んでいる先生たちもいるのでしょう。
頭でっかちじゃない、
今回の経験を踏まえた改革なら、
きっと「新しスタイル」として定着するでしょう。
何年かかけて、よく練って行きたいと思います。