2024年7月18日木曜日

『座頭市 血煙り街道』

ちょっと趣向を変えて、

『座頭市 血煙り街道』(1967)

を見てみました。

座頭市シリーズの中でも、
(おそらく)名作に数えられる、
三隅研次監督作品です。
ラストの、近衛十四郎との勝負が見せ場、なんですが、
今回見直してみて、
あまりのデキの良さに驚きました。
美しいショット満載で、
うまい緩急もあり、
一切だれることなく、
87分終わります。
素晴らしい。

座頭市シリーズは、
小学校高学年から中学生にかけて、
テレビの深夜放送でよくやっていて、
よく見ていました。
特に長い休みの期間などは、
毎晩のように見ていた記憶があります。

その頃見たもので一番記憶に残っているのは、
『座頭市 地獄旅』
です。
中学生のとき将棋部だったわたしは、
街道を歩きながら座頭市たちが行なう「目隠し将棋」に痺れました。
で、
友人と(授業中に!)やったものですが、
最後に近づくと、
なかなかうまくいかなかったです。
もちろん、二人の棋譜の認識に違いが出てしまうのです。

この『座頭市 地獄旅』も、
三隅研次監督です。
これ、見たいです。
アマプラにないので、買いましょう!