2024年7月7日日曜日

『さらば愛しきアウトロー』

アマプラにあった、

『さらば愛しきアウトロー』(2018)

を見てみました。
このデヴィッド・ロウリーという監督は、
今までスルーしていたのですが、
完全に間違いでした。
とてもいい映画で、
2回続けて見てしまいました。
そしてもちろん2回目の方が、
より味わい深く感じられました。


原題は、The old man and the gun 『老人と銃』で、
まあ明らかに、『老人と海』を連想させるタイトルです。
(邦題、どうにかならなかったんでしょうか……)

ロバート・レッドフォードの引退作で、
彼が、74歳の銀行強盗を演じます。
ただしこの強盗、紳士的で「ハッピー」に見えるます。
そしてタイトルからの予想に反して、
彼は1度も銃を撃ったことがないのです。

見ていて、
ものごとが連鎖していくのですが、
その連鎖の受け渡しの感じが、とても魅力的。
そして楽しそう。
2度目に見たときには、
そこここのカメラ・アングルに意味があったことにも、
何度も気づかされました。

この監督の、
他の作品も見ることにします。