今期の「ワールド映画ゼミ」では、
いつも3回目くらいに取り上げる『シリアの花嫁』を、
第1回に見ました。それはその時点でも、
シリア情勢はかなり緊迫していて、
そのニュースの背景に目を向けて欲しかったからです。
だから今回は、普段はそれほど強調しない点、
つまりその物語が、アサド大統領就任の日を時間的舞台にしていることを、
強く打ち出してから映画を見たわけです。
レポートに課したのは、このアサド大統領のこと。
彼の就任以降今日までの行動です。
学生たちのレポートは、全体によく調べてありました。
で、
先週のレポートは、4月からここまでのシリア情勢の推移についてでした。
まあレポートと言っても、状況を追跡してね、ということです。
シリアの情勢は、あまりにひどいです。
ロシアはいつまで自国の権益を守るつもりなんでしょうか?
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/syria/
そして中国も。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE84T05U20120530
「いかなる理由があっても戦争はしない」
という立場があります。
もちろん、そんな立場にある「国」はないと言っていいでしょう。
つまり、「敵」が武力で攻め込んできた時でも、
一切武器は取らない国は、ということです。
20世紀は「戦争の世紀」と言われますが、
21世紀になっても、戦争の「論理」自体に変更があったようには見えません。
ただ今回のシリアを見ていると、たしかに、
「いかなる理由があっても戦争はしない」など言っていたら、
戦士ではない女性や子供たちがどんどん殺されていくのを、
ただ傍観することになりそうです。
先週の政府軍の砲撃でも、死者92人のうち、32人が10歳以下でした。
とても心配です。
2012年5月28日月曜日
TAL
今朝起きて、なにか体が痛いと思ったら……
昨日の日曜の朝、地域の一斉清掃に参加して、
そのときずっと草むしりしていたのが原因みたい。
としゃ~とりたくね~な~!
そして先日ちょっと触れたTAL、聞いています。
なかなかいいです!
http://www.youtube.com/watch?v=BLNJl6jZnMM
なんとこの曲は、feat, ショーン・ポールなんですね。
彼の声は、1度聞いたら忘れられません。
わたしにとっては、好きな、というか、印象の強いラッパーのひとりです。
アルバム全体を何度か聞いてみると、
やはり、リアーナの影を感じないわけにはいきません。
そもそも声質が似ている上に、
曲作りも意識しているのでしょう。
(よく分かりませんが、それは当然のことなんでしょうか?
R&Bをベースにした女性ポップ歌手といえば、
今はリアーナが先頭を走っているのでしょうから。)
ただTALの場合、それが真似だとかいうんじゃなく、
なんというか、むしろ志の高さを感じさせるから不思議です。
ほんのカケダシの歌手が、トップランナーを意識してるんですからね。
わたしの場合、こういう声とこういう曲には点が甘いので、
そんなことを思うのかもしれませんけど。
そしてもう1つ思うこと。
ジャケ写は上にあげた画像なんですが、
これ、どうでしょう。まあ、フツーですね。
ただ、たとえばマドンナの新譜ジャケットの歪んだ洗練さ加減と比べると、
もう勝負になりません。
でもまあ、みんなこんなところからスタートするんでしょう。
応援します!
2012年5月26日土曜日
『戦争より愛のカンケイ』
約1年ほど前、ある映画のことを書きました。
http://tomo-524.blogspot.jp/2011/04/le-nom-des-gens.html
この映画、日本未公開のままですが、
なんとDVDが出るようです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%88%E3%82%8A%E6%84%9B%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%82%A4-DVD-%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AF/dp/B007FSHXCS/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1338008056&sr=1-1
この日本語タイトルなので、
Le Nom des gens のことだと分からずにいましたが、
今日気づきました。これは面白いです!
ただ定価3900円というのは、ちょっと高すぎる気がしますねえ。
(実売は2900円くらいですが。)
フランス版は 7.99 ユーロ。800円ですから。
これはこのDVDに限らず、全体に言えることではありますけど。
ま、レンタルがあります!
2012年5月24日木曜日
When I was young...
今は昔、プチ・ニコラの新刊が出たとき、日本の版元に直接出かけ、
翻訳させて! と交渉したことがあります。
(若かった!)
たしかあの時は、まずは白水社にお願いしたのですが、
調べてみたところ、すでに版権が他の出版社に渡っていて、
それで意を決して、その出版社に出かけたのでした。
まあ、それだけやりたかったわけです。
結果的には願いは叶いませんでしたが、
そのときの出版社の対応は、思いのほか親切なものでした。
もう、受付で追い返されるだろうと思っていましたから。
そしてなぜこんな昔話を書いているかと言えば、
実は今日、似たようなことをしてしまったからです。
(若い! 若くないのに!)
そして幸運なことに、今回も話は聞いていただけました。
うれしかったです。
結果はまだこれからですが、
なんとかうまくいくことを願っています!
翻訳させて! と交渉したことがあります。
(若かった!)
たしかあの時は、まずは白水社にお願いしたのですが、
調べてみたところ、すでに版権が他の出版社に渡っていて、
それで意を決して、その出版社に出かけたのでした。
まあ、それだけやりたかったわけです。
結果的には願いは叶いませんでしたが、
そのときの出版社の対応は、思いのほか親切なものでした。
もう、受付で追い返されるだろうと思っていましたから。
そしてなぜこんな昔話を書いているかと言えば、
実は今日、似たようなことをしてしまったからです。
(若い! 若くないのに!)
そして幸運なことに、今回も話は聞いていただけました。
うれしかったです。
結果はまだこれからですが、
2012年5月23日水曜日
le 23 mai
5月23日。
今日のこの日付は、去年パリで見たプレート(画像)に書き込まれていて、
調べてみて、納得した記憶があります。
1848年のこの日、マルチニックで奴隷制の禁止が宣言されました。
プレートの2006年は、それから160年ほど経っている、あるいは、
160年ほどしか経っていないことになります。
プレートは、意訳すると、こんな感じでしょうか;
奴隷売買と奴隷制の犠牲となったものたちの思い出のために。
「自由の木は、人々の強い絆から育つだろう、
絆は人間にとって根源的なものだから」
トゥーサン・ルーヴェルチュール世界最初の黒人共和国、ハイチ独立の英雄
2006年5月23日
一応「人々の強い絆」とした部分は、racines「根」の複数形。
だから、自由の「木」なんでしょう。
もちろん、profondes「深い」も関連語ですね。
このプレートを見たのは、ボビニー市役所の前です。
アラブ系の人が多い地区ですが、
マツチニック系の人も多いのだろうと想像できますね。
2012年5月21日月曜日
これが
「世紀の」金環日食、ご覧になられたでしょうか?
今朝7時半、自宅のベランダから撮ったのが、上の写真です。
普段使っているGX200に、日食用簡易サングラスを重ねただけのものですが。
わかっていても、驚きがありますね。
夕方になって、東京は快晴に。
それに誘われて近所に散歩に出て、
本屋さんで見かけて買ったのがこれ;
http://www.amazon.co.jp/Pen%EF%BC%8B%EF%BC%88%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%EF%BC%89-%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%9D%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%81%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0-2012%E5%B9%B4-5-17%E5%8F%B7-%E5%88%A5%E5%86%8A-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B007L4IYQ0/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1337603172&sr=8-1
去年出ていたもののムック化なんですね。
巻頭のアルハンブラ宮殿の壮麗さにやられました。
全般に、読者がなにを知りたいかに寄り添って編集されていて、
いい感じです。
(これを分かっとけよ! というのではなく。)
2012年5月18日金曜日
Folila
このところ、これでもかという感じでマドンナの新譜を聞いていましたが、
(これが飽きないんですよね)
数日前からついに、次のCDに入りました。
アマドゥー&マリアム、4年振りの新譜です。
http://ilovemusic-jp.com/newrelease/world_music/amadou_mariam_folila.html
↑ にも書いてある通り、今回は特にゲスト・ミュージシャンが多く、
その分「素朴」感は薄れましたが、
多彩で煌めきのある音がするように感じます。
たとえばこれ;
http://www.youtube.com/watch?v=fypZUjUxHNo
ここでゲストとして歌っているのは、
泣く子も黙るNoir Désir のメンバーだった、Bernard Cantat です。
彼は、私生活でかなり重い体験をしています。
(傷害致死犯として、3年ほど刑期を務める。)
アマドゥ&マリアムは、わたしにとっては大好きなミュージシャンです。
ちょっと昔話をさせていただくなら、
ラジオの「ナミの恋する東京日記」を放送していた時、
毎週木曜日は音楽の日でした。
そして彼らの曲も、もちろんかけました。
http://tomo-524.blogspot.jp/2010/04/senegal-fastfood.html
残念ながら、再放送時は週三日の放送になり、
「今週の一曲」はすべてカット。
ものすごく悩んで並べた24曲は、
結局1度きりの放送でしたが、
このSénégal Fastfood がかけられたことは、とても嬉しかったです。
それにしても今回の新譜、アマゾンで1482円! 安!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0074V0K2Q?ie=UTF8&tag=ilovemusictun-22&link_code=as3&camp=767&creative=3999&creativeASIN=B0074V0K2Q
2012年5月15日火曜日
From Boston
今日は、約8 ヶ月のボストン留学を終えて帰国した4 年生のM君と、
あれこれおしゃべりしました。
ただその内容はともかく、彼が1番変わった点と言えば、
やはりその雰囲気でしょうか、着てるものを含めて。
M君は、とても成績優秀な学生で、
おそらく学年1000人中10番以内には確実にはいる成績をおさめていました。
それはもちろん素晴らしいこと。
ただその分当時のかれの雰囲気は「勉強家」という感じ。
髪は「スポーツ刈り」で、学生にしてはきちんとした服装で。
それが今日あったら、なんとロンゲです!
しかも、目の覚めるような赤いスウェット(フードつき)に、
ナイキのキャップまで。
まったく別人のようでした。
そして話しぶりも、それに呼応するかのように柔らかくなり。
とにかく、とてもいい刺激を受けたようで、
ボストンが恋しくてならない様子。
これからまた勉強して、アメリカの大学院を受験したい、
と言っていました。
マジガンバレ、ワカゾー!
あれこれおしゃべりしました。
ただその内容はともかく、彼が1番変わった点と言えば、
やはりその雰囲気でしょうか、着てるものを含めて。
M君は、とても成績優秀な学生で、
おそらく学年1000人中10番以内には確実にはいる成績をおさめていました。
それはもちろん素晴らしいこと。
ただその分当時のかれの雰囲気は「勉強家」という感じ。
髪は「スポーツ刈り」で、学生にしてはきちんとした服装で。
それが今日あったら、なんとロンゲです!
しかも、目の覚めるような赤いスウェット(フードつき)に、
ナイキのキャップまで。
まったく別人のようでした。
そして話しぶりも、それに呼応するかのように柔らかくなり。
とにかく、とてもいい刺激を受けたようで、
ボストンが恋しくてならない様子。
これからまた勉強して、アメリカの大学院を受験したい、
と言っていました。
マジガンバレ、ワカゾー!
2012年5月14日月曜日
ポンディシェリ
今日は少し、インドのポンディシェリという街について調べてみました。
インドの南端に位置する、タミル・ナードゥ州、
そこはほぼ、タミール語が話されている地域であり、
(つまりタミール人居住地域であり、)
その中心となる都市が、東岸にあるポンディシェリです。
タミールの人たちは、ほぼヒンドゥー教徒です。
この街は、オランダやイギリスが占領した時期もありましたが、
1673から1954まで、ほぼフランスの統治を受けていました。
だから当然、ポンディシェリにはフランス文化と混合したものが残っています。
そしてたまたま見つけたこの映像、
ただポンディシェリを走っているだけなのに、
目が釘付けになりました。
http://www.youtube.com/watch?v=hH8KZdjUR9o
行ってみたいですねえ!
インドの南端に位置する、タミル・ナードゥ州、
そこはほぼ、タミール語が話されている地域であり、
(つまりタミール人居住地域であり、)
その中心となる都市が、東岸にあるポンディシェリです。
タミールの人たちは、ほぼヒンドゥー教徒です。
この街は、オランダやイギリスが占領した時期もありましたが、
1673から1954まで、ほぼフランスの統治を受けていました。
だから当然、ポンディシェリにはフランス文化と混合したものが残っています。
そしてたまたま見つけたこの映像、
ただポンディシェリを走っているだけなのに、
目が釘付けになりました。
http://www.youtube.com/watch?v=hH8KZdjUR9o
行ってみたいですねえ!
2012年5月12日土曜日
フランス体験講座第1回
今日はお茶の水での公開講座、
「フランス体験講座」の第1回でした。
この講座は全6回で、毎回違う先生が講義を担当し、
今日がわたしの番でした。ま、露払いということで。
テーマは「パリの中華街」。
これは今、「パリは燃えているか?」に連載している内容とかぶっています。
ただそれだけでは物足りないので、まずは
「パリ」とほどの地域を指すのか?
について、時代ごとに概観し、
それを踏まえて、13区の成り立ちを確認しました。
その後、13区の中華街成立について話し、
『オーギュスタンスタン、恋々風塵』と『パリ、ジュテーム』の、
中華街関連部分だけをピックアップして見ました。
で、ここまでで90分。
それからオマケとして、
やはり『パリ、ジュテーム』のアラブ地区の作品を見、
それについて少し解説をしました。
これが30分。
トータルで2時間でしたが、
生徒さん達にとって、来てよかったと感じられるものであったならいいのですが。
そういえば生徒さんのなかには、
テレビを見ました、とか、ラジオを聞いてました、とか
言ってくださる方もあり、嬉しいことでした。
今回の講座の資料は、作るのに結構時間をかけました。
(全8ページ)
で、実は1ヶ月後くらいに、
高校生対象の1回だけの講座があるので、
一部、その時にも使いまわす魂胆です!
「フランス体験講座」の第1回でした。
この講座は全6回で、毎回違う先生が講義を担当し、
今日がわたしの番でした。ま、露払いということで。
テーマは「パリの中華街」。
これは今、「パリは燃えているか?」に連載している内容とかぶっています。
ただそれだけでは物足りないので、まずは
「パリ」とほどの地域を指すのか?
について、時代ごとに概観し、
それを踏まえて、13区の成り立ちを確認しました。
その後、13区の中華街成立について話し、
『オーギュスタンスタン、恋々風塵』と『パリ、ジュテーム』の、
中華街関連部分だけをピックアップして見ました。
で、ここまでで90分。
それからオマケとして、
やはり『パリ、ジュテーム』のアラブ地区の作品を見、
それについて少し解説をしました。
これが30分。
トータルで2時間でしたが、
生徒さん達にとって、来てよかったと感じられるものであったならいいのですが。
そういえば生徒さんのなかには、
テレビを見ました、とか、ラジオを聞いてました、とか
言ってくださる方もあり、嬉しいことでした。
今回の講座の資料は、作るのに結構時間をかけました。
(全8ページ)
で、実は1ヶ月後くらいに、
高校生対象の1回だけの講座があるので、
一部、その時にも使いまわす魂胆です!
2012年5月10日木曜日
ポトラック
5月8 日の毎日新聞の夕刊に、
『ことばのポトラック』の紹介記事が掲載されていたと、
長年の友人が教えてくれました。
http://mainichi.jp/feature/news/20120508dde012070054000c.html
リンクが見られなくなる時のため備えに、
コピペしておきます。
*******************************************
読書日和:注目です
東日本大震災後の昨年3月27日、いても立ってもいられない作家や詩人が集まって、東京・渋谷のライブハウスで朗読会「ことばのポトラック」を開いた。それから今年4月8日までに計8回開かれた。そのうち、歌のコンサートを除いた7回分の朗読作品を収めたのが、大竹昭子さん編「ことばのポトラック」(春風社・1890円)だ。
第1回は、ピリピリした緊張感が漂っていた。例えばこんな作品がある。「地球をゆらすものは/泡となって消えろ/ゆれるな/れるな/るな/な/な/な!」(詩人で作家の平田俊子さん「ゆれるな」より)。約1年後の4月8日、反原発のアート活動をつづった画家・スズキコージさんの「NO NUKES LIVE PAINTING!」には、ユーモアも少々。
1年間、手探りで東北を思い表現した作品ばかり。歌人、穂村弘さんの「中学で一生分のドライヤーの熱風浴びてしまった俺よ」には、虚をつかれて笑ったが、子どもたちが浴びたものを思わされ、ぞっとした。
作品を寄せたのは谷川俊太郎さん、高橋睦郎さん、堀江敏幸さんら約50人。ポトラックは、ごちそうを持ちよるパーティーの意味。【内藤麻里子】
『ことばのポトラック』の紹介記事が掲載されていたと、
長年の友人が教えてくれました。
http://mainichi.jp/feature/news/20120508dde012070054000c.html
リンクが見られなくなる時のため備えに、
コピペしておきます。
*******************************************
読書日和:注目です
あの時期、持ちよった言葉
毎日新聞 2012年05月08日 東京夕刊
東日本大震災後の昨年3月27日、いても立ってもいられない作家や詩人が集まって、東京・渋谷のライブハウスで朗読会「ことばのポトラック」を開いた。それから今年4月8日までに計8回開かれた。そのうち、歌のコンサートを除いた7回分の朗読作品を収めたのが、大竹昭子さん編「ことばのポトラック」(春風社・1890円)だ。
第1回は、ピリピリした緊張感が漂っていた。例えばこんな作品がある。「地球をゆらすものは/泡となって消えろ/ゆれるな/れるな/るな/な/な/な!」(詩人で作家の平田俊子さん「ゆれるな」より)。約1年後の4月8日、反原発のアート活動をつづった画家・スズキコージさんの「NO NUKES LIVE PAINTING!」には、ユーモアも少々。
1年間、手探りで東北を思い表現した作品ばかり。歌人、穂村弘さんの「中学で一生分のドライヤーの熱風浴びてしまった俺よ」には、虚をつかれて笑ったが、子どもたちが浴びたものを思わされ、ぞっとした。
作品を寄せたのは谷川俊太郎さん、高橋睦郎さん、堀江敏幸さんら約50人。ポトラックは、ごちそうを持ちよるパーティーの意味。【内藤麻里子】
2012年5月9日水曜日
When I was young...
今日は授業が3コマあり、
そのうち2つは60人近くいる1年生。
そしてその後は、大学の広報関係の取材を受けました。
それにしても、仕事のことについて話せ、といわれると、
普段しない(!)反省モードになって振り返ってしまいます。
そして思い出した、ほんとに小さなこと。
それは高校時代の夏休みの宿題だった自由研究で、
何を考えていたかというより、
ほとんど何も考えず、モデルもないままの行きあたりばったりで、
「新宿」と、
当時住んでいた場所近くのある駅前商店街とを比較するという、
レポートもどきを書いたのでした。
覚えているのは、そのとき飛び込みで訪ねた新宿のデパートの広報課が、
とても親切だったこと。
ジュースも資料もたくさんくれて。
それから新宿を歩きまわって、
やっぱり自己流の地図を作って、
ほとんど勘に頼った「人の流れ」を書きいれ。
今思うと、あれは楽しかった。
商店街も、いわば客観的に歩いたし、
出来上がった地図の、あまりの回遊性の無さにはむしろ驚いたり……
こんなこと、数十年振りに思い出しました。
そのうち2つは60人近くいる1年生。
そしてその後は、大学の広報関係の取材を受けました。
それにしても、仕事のことについて話せ、といわれると、
普段しない(!)反省モードになって振り返ってしまいます。
そして思い出した、ほんとに小さなこと。
それは高校時代の夏休みの宿題だった自由研究で、
何を考えていたかというより、
ほとんど何も考えず、モデルもないままの行きあたりばったりで、
「新宿」と、
当時住んでいた場所近くのある駅前商店街とを比較するという、
レポートもどきを書いたのでした。
覚えているのは、そのとき飛び込みで訪ねた新宿のデパートの広報課が、
とても親切だったこと。
ジュースも資料もたくさんくれて。
それから新宿を歩きまわって、
やっぱり自己流の地図を作って、
ほとんど勘に頼った「人の流れ」を書きいれ。
今思うと、あれは楽しかった。
商店街も、いわば客観的に歩いたし、
出来上がった地図の、あまりの回遊性の無さにはむしろ驚いたり……
こんなこと、数十年振りに思い出しました。
2012年5月7日月曜日
吉本隆明追悼号
「現代詩手帖」5 月号は、
吉本隆明・追悼総頁特集です。
たくさんの人が文章を寄せていて、
わたしもまで数人しか読んでいませんが、
これから読んでみようと思っています。
特別定価2000円ではありますが、
2009年に行われたイベント(行きたくて行けなかったやつ!)での、
吉本さんの公演を収録したCD が付いているので、
値段分の価値は十二分にあると思います。
ここまで読んだ中で印象に残ったのは、
今「テレビでフランス語」でも連載を開始した宇佐美斉さんの文章です。
吉本さんの「水準器」と「羅針盤」としての役割を語った後、
抒情詩人としての吉本さんの仕事に触れ、
「異数の世界へおりてゆく」と「佃渡し」の二篇について、
宇佐美さんはこう書いておられます。
その美しさは、戦後70年の現代史において、おそらく群を抜いているだろう。
前者はその孤独と意思のつよさにおいて、
後者は、過去を振り返る時間と未来へ向かう時間が交錯する一瞬をとらえた、
その成熟の姿とことばの技の切れにおいて。
「佃渡し」のリズムは、まさに吉本さんのリスムだとわたしも感じます。
ちくま文庫『父の像』に所収の「父の像」にも、同じリズムを感じました。
だから解説では、これは「散文詩」だと書いたのでした。
『イラン人は面白すぎる!』
もうずいぶん前から、新書の刊行点数が増えていますね。
一時のブームは去ったのかもしれませんが、
それでも相当な点数が出ているし、
内容の濃い、ハードカバーにまったく引けを取らないものあります。
『イラン人は面白すぎる!』(光文社新書)は、
在日イラン人でお笑い芸人のエマミ・シュン・サラミさんが書いたものです。
これはまあ、芸人さんが書いただけあってごく軽いノリなので、
2, 3 時間で読めてしまうタイプの新書ではあるんですが、
コーヒーでも飲みながらおしゃべりを聞いているような、
気楽な面白さがあります。
たとえば、ラマダンの時期、
イランのテレビではグルメ番組が一切放映されず、
ドラマや映画の食事の場面さえカット、
極めつけは、あの「アンパンパン」が放映される時は、
アンパンパンの顔にモザイクがかかる(!)とか。
完全にコネタですが、やはり新鮮です。
2012年5月4日金曜日
ベテラン&新人たち
この2 週間ほど、完全なヘビロテ状態なのが、
われらがマドンナの新譜、MDNAです。
前評判やセールスにまったく関係なく、
アルバムが出れば条件反射的に買ってしまうミュージシャンは、
そうですねえ、10人はいないかもしれませんが、
マドンナはその1人です。
なんといえばいいんでしょう、
ダンサブル? エレクトロニック?
近田春夫氏が、突き詰めればポップ音楽は「どこまで踊れるかだ」と書いていましたが、
そういう意味ではこれは「踊れる」といえるのでしょう。
ユーロビートは一般にウルサク聞こえることが多いけれど、
マドンナクラスだとそんな作りになることはないですね。
アルバム3 曲目のヴィデオクリップがありました。
http://www.youtube.com/watch?v=tYkwziTrv5o
素人のわたしが聞いても、作りこんでるな~、と思ってしまいます。
(映像はどこかハーブ・リッツ風ですね。)
今日通りかかったHMVでは、洋楽の売り上げ第1位でした。
さすがですね。
で、そのHMVで試聴しているうち衝動買いしたのが、
アレクサンドラ・スタン。
ルーマニア出身だそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=Zv0OF_1tX6c&feature=relmfu
声がリアーナに似てる気がしますが、
勝手なことを言うとするなら、
まだまだ小粒な印象です。
でもリアーナも、最初はこんな印象でしたから、
ここから化けることは十分あるんじゃないでしょうか。
今回のアルバムはSaxobeat というだけあって、
サックスが前面に出ています。
これからもっと聞きこみます。
そしてこうなったらもう1人。
勉強家のバタヤンに教えてもらったフランスの新人歌手、
TAL です。
http://www.youtube.com/watch?v=nq2cr1D3bvQ
彼女のアルバムは今注文中。
楽しみです!
2012年5月3日木曜日
朗読劇『銀河鉄道の夜』東北へ
朗読劇『銀河鉄道の夜』の東北ツアー、
いよいよ近づいてきました。
http://www.meiji.ac.jp/gakucho/reconstruction/news/2012/6t5h7p00000bjth0.html
「大船渡は入場無料、仙台は入場料1000円、
福島は入場料1000円(18歳以下500円)です。
ツアーの全体が、東北被災地に対するチャリティー企画として構想されています」
2012年5月1日火曜日
『明日は遠すぎて』
日本の優秀な学者の書いた本には、
教えられるところが多いのはおもちろんです。
ただそれとは別に、
内側から響いてくる声というものもあり、
それはまた別の種類の何かをもたらしてくれます。
最近刊行された
『明日は遠すぎて』(チママンダ・ンゴジィ・アディーチェ・くぼたのぞみ訳)
は、ナイジェリアの内側からの声が響いていて、
引き込まれました。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_i_0_3?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%96%BE%93%FA%82%CD%89%93%82%B7%82%AC%82%C4&sprefix=%96%BE%93%FA%82%CD%2Cstripbooks%2C254
アディーチェは、1977年、ナイジェリア・エヌグの生まれ。
19歳でアメリカに留学しています。
『明日は遠すぎて』は、彼女の3 冊目の邦訳です。
この本は短編集で、それぞれに工夫された、
しかも現実感覚に裏打ちされた設定で、
決して抽象に堕ちず、絡まり合う現実の綾を丁寧に、
指先で触れるように辿ってゆきます。
たとえば、結婚式に関して意見の対立するナイジェリアの母娘、
アメリカの大学町での、留学生と不法滞在者の交流、
ナイジェリアのOLが、ある金持ちの愛人になり、
その男を見つめ、見つめるうち自分をも見つめることになる経験、
あるいはアメリカで、
ナイジェリア出身の留学生が、ユダヤ人家庭でベビーシッターを務めたり。
翻訳もとても読みやすいです。
著者と訳者の波動がシンクロしているかのようです。
その訳者であるくぼたさんのブログに、こんな贈り物が!
http://esperanzasroom.blogspot.jp/2012/03/blog-post_29.html
ナイジェリアの内側からの声。
ラゴスの埃っぽさは、なんとも魅力的でした。
牛まぶし
B級、と言っても怒られはしないと思うのですが、
去年の夏、食欲のない時に何度か食べたのが、
すき家の「牛まぶし」でした。
見かけは牛丼なんですが、
半分食べたところで、一緒に出てくる出し汁をかけ、
(わさびとネギも忘れずに入れて)
あとはかっこむだけです。
これ、嫌いじゃありません。
(多少化学的な味なのは目をつぶります。)
そして今日、夏以来初めてすき家に行くと、
おや、牛まぶしがまだ健在です。
夏のメニューだと思っていましたが、
定番化したようです。
しかも、山椒の実が添付されていて、
工夫の跡が明らかです。
(そして実際、この山椒は+効果があります。
噛んだときのハジケル感が、ね。)
特にお勧めはしません(!)が、
時間がなくてでも目の前にすき家ならある、という場合なら、
ちょっといいかもしれません。
(それとはだいぶちがうのですが、
世の中に「うな茶漬け」というものがありますね。
昔、「白焼き&わさび」のうな茶漬けを食べて、
こりゃうまし! と思ったことがあります。
ほんの少しだけ、その記憶がよみがえるのでした。)
2012年4月27日金曜日
LE HAVRE
明日から公開されるこの映画、
わたしもまだ見てないのですが、
おもしろそうです。
http://www.lehavre-film.com/
アフリカから、ロンドンを目指して密航してきた少年、
彼と出会ったル・アーヴルの人たち、彼らの抱える日常……
少し『君を想って海をゆく』を思わせます。
そしてあの時もそうだったように、
ドラマだけでなく、その背後にある社会事情が重要でしょう。
(少なくとも、「ワールド映画ゼミ」的にはそうです。)
この作品、実はDVDになるのを待っていました。
それが日本で公開されることになって、意外な喜びです。
そういえば夏には、ベッソン作品がやってきますね。
http://www.color-g.jp/news/2012/04/news-top/news/the-lady/
これもまた、フランスではつい1週間ほど前にDVDが出ました。
でもこれも、日本版まで待つことにしようかな。
両作品とも、「ゼミ」向き。日本版DVD、待ってます!
わたしもまだ見てないのですが、
おもしろそうです。
http://www.lehavre-film.com/
アフリカから、ロンドンを目指して密航してきた少年、
彼と出会ったル・アーヴルの人たち、彼らの抱える日常……
少し『君を想って海をゆく』を思わせます。
そしてあの時もそうだったように、
ドラマだけでなく、その背後にある社会事情が重要でしょう。
(少なくとも、「ワールド映画ゼミ」的にはそうです。)
この作品、実はDVDになるのを待っていました。
それが日本で公開されることになって、意外な喜びです。
そういえば夏には、ベッソン作品がやってきますね。
http://www.color-g.jp/news/2012/04/news-top/news/the-lady/
これもまた、フランスではつい1週間ほど前にDVDが出ました。
でもこれも、日本版まで待つことにしようかな。
両作品とも、「ゼミ」向き。日本版DVD、待ってます!
2012年4月26日木曜日
ジャクソン・ポロック展
会期終わり近くになり、
やっと今日行くことができました。
ず~~っと待っていた、ジャクソン・ポロック展です。
(つまり、もうン十年待っていた感じ。)
http://pollock100.com/
ポロックのことは、
ほとんど実物を見ないままに好きでした。
今まで見たものは、魅力はもちろんあったものの、
比較的小さい作品でした。
でも今回は、あの「インディアンレッドの地の壁画」が来ていて、
これもう、まごうかたなき傑作だと思います。
こんなに色が絡み合って、でも透明感さえある。
圧倒されます。
会場内で上映されていたヴィデオも、面白かったです。
短いドキュメンタリーで、
ポロックの制作現場が映し出されています。
ああ、こんな風に筆を振りまわし、
こんな風にドリップさせるのか、と思い、
そのあとまた「壁画」に戻ると、
そこでポロックが書いている姿が見えるようで、
幻想的ライブ?でした。
光の加減で、黒が光って見える角度があり、
それがなぜかまだ濡れている絵具のようにも見え……
でも、モンドリアンにしてもマレーヴィッチにしても、
そしてこのポロックにしても、
抽象でひとつの「極限」までいってしまった画家は、
そのあと「抽象の向こう側」(そんなものがあるとして)に行くのではなく、
みんなそれぞれの仕方で具象に戻ってくるという不思議な符合が、
不思議なような、そうなるしかないような、
でもそれが絵というものの本質かもしれず、
考えさせられました。
わたしは13時ごろ着いたのですが、
それほど混んでいませんでした。が、
14時頃からにわかに混み始めたので、
混み具合は時間帯によるのかもしれません。
あと数日しかありませんが、
これを逃すとまた数十年ないでしょう。
ポロック、おもしろいです。
2012年4月25日水曜日
One Good, One Great
今日のダルヴィッシュ、素晴らしかったですねえ!
そして黒田もいい投球でした。
まさにNY TIMES が言っている
Two Japanese Starters: One Good, One Great
の通りでした。
実は今日は夕方6時過ぎから会議があり、
帰宅したのは遅かったのですが、
それから録画を堪能しました。
メジャーの試合を見ていてほれぼれするのは、
やはりショートゴロやサードゴロです。
そのクラヴさばき、足の運び、投げられたボールの速さ、
どれもため息が出る感じです。
今日もジーターにそんなプレーがありました。
まあジーターにすればフツーなんでしょうけど。
ジーターといえば、今日の4打席目の三振、圧巻でした。
ダルヴィッシュは、当然すごい自信になったことでしょう。
そしてもうひとつジーターと言えば、
かつての同僚の松井の去就です。
松井にオファーがないのはメジャーの shame だと言っていたジーター。
でも松井も決まりそうで、
わたしも少しほっとしました。
(厳しいのはこれからなんでしょうけど。)
とにかく、とても見応えのあるいい試合でした。が、
“It was the first time we’ve seen him,” Swisher said with a huge smile.
“We’ll be ready for him next time.”
2つも三振したスウィッシャーがこんなこと言うなんて、
次回の対戦がより楽しみになりました。
2012年4月24日火曜日
黙示録
今日は「ワールド映画ゼミ」で、
はじめて『地獄の黙示録』を見ました。
といっても、2つのシークエンスだけです。
それは例の<ワルキューレの騎行>と、<フランス人農園>です。
半年前くらいに、ここでも触れましたね。
http://tomo-524.blogspot.jp/2011/09/apocalypse-now.html
学生たちは、おそらく「インドシナ戦争」のことは知らないと思います。
受験科目に社会がないし、
高校の授業ではそこまで手が回りにくいだろうし。
それにしても今年の学生たちは、ほんとにちゃんと聞いてくれます。
(意図が伝わってるかどうかは別として。)
いつも、半期じゃなくて通年のゼミだったらなあ、
とは思いますけど、
なんとか半年でなんとか多くのものを伝え、
たくさん考えて欲しいです。
はじめて『地獄の黙示録』を見ました。
といっても、2つのシークエンスだけです。
それは例の<ワルキューレの騎行>と、<フランス人農園>です。
半年前くらいに、ここでも触れましたね。
http://tomo-524.blogspot.jp/2011/09/apocalypse-now.html
学生たちは、おそらく「インドシナ戦争」のことは知らないと思います。
受験科目に社会がないし、
高校の授業ではそこまで手が回りにくいだろうし。
それにしても今年の学生たちは、ほんとにちゃんと聞いてくれます。
(意図が伝わってるかどうかは別として。)
いつも、半期じゃなくて通年のゼミだったらなあ、
とは思いますけど、
なんとか半年でなんとか多くのものを伝え、
たくさん考えて欲しいです。
2012年4月23日月曜日
『フランス語圏カリブ海文学小史』
パリでは一緒に楽しい時を過ごした中村さんが、
この春から日本に戻っています。
その中村さんが、若い研究者らしい本を発表しています。
『フランス語圏カリブ海文学小史 ――ネグリチュードからクレオール性まで』(風響社)
このテーマを簡潔にまとめている本は、他にないのでは?
800円という価格で現場の研究者の息吹が感じられる、
チャレンジングなシリーズの一冊です。
これはいいですねえ。
わたしが普段使っているカップの1つに、
こんなものがあります。
ここに描かれているのは、「バナニア」という粉末飲料の広告です。
でも、ここで微笑んでいる男性、
セネガルの狙撃兵なんだそうです。(帽子を見ればわかるとか。)
そしてこの
似顔絵が使用されたのは1915年のことであり、
「黒人」=「大きな子供」という紋切り型のイメージもまた
この時代にはすでに流布していた
そうです。
知りませんでした!
*わたしはたまたま見かけて買ったんですが、実はこんなにあったんですね。
http://www.la-maison-de-manon.com/category.php?id_category=48
2012年4月22日日曜日
現状
朝日新聞の世論調査(4月14, 15日)によると、
大飯原発3、4号機の再稼働を野田内閣が妥当と判断したことについて、
賛成 : 28%
反対 : 55%
そして内閣支持率は25%。
つまり、
「オール財界、オール霞が関が、もともと再稼働をめざす政権を後ろから押している」
大飯原発3、4号機の再稼働を野田内閣が妥当と判断したことについて、
賛成 : 28%
反対 : 55%
そして内閣支持率は25%。
つまり、
「オール財界、オール霞が関が、もともと再稼働をめざす政権を後ろから押している」
(東京新聞)
2012年4月21日土曜日
Le Corps Decouvert
パリのアラブ世界研究所といえば、
ジャン・ヌーヴェルの代表作の一つ、という印象が先立ってしまいますが、
もちろん「今」機能している施設です。
そのIMAで、Le Corps Decouvert 「発見された肉体」という展覧が始まりました。
http://www.imarabe.org/exposition-ima-4735
アラブ芸術における肉体表現をたどるわけですね。
そしてそこに裸体画が含まれているらしい点も、
興味をそそられます。というのも、
イスラムでヌードって?
と思ってしまうからです。
でもちょっと行くのは難しいだろうなあと思って、
ダメ元で確認したら、なんとカタログが売られていました。
http://www.amazon.fr/Le-corps-decouvert-Collectif/dp/2754106324/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1335017346&sr=8-1
安くはないけど、見てみたいですね。
A darting slider
よかったですね、昨日のダルヴィッシュは。
録画したものを、じっくり堪能しました。
当然ながら評判もよくて、
http://www.detroitnews.com/article/20120420/SPORTS0104/204200374/1129/rss15
a good, hard, four-seam fastball ...
a darting slider and a big, slow, looping curveball
darting っていうのは、名詞で使えばあの「ダーツ(dart)」で、
その動詞形「矢のように飛んでゆく」の現在分詞(形容詞)ですね。
自分の力で90マイル以上の球を投げる感覚って、
まったく想像できないけれど、
なにかグッと来るものがあるんでしょうねえ。
上の記事の中に、カブレーラが一言かけたけれど、
ダルは理解できなかった、という「前フリ」がありますが、
ほんと、あれはなんて言ったかちょっと気になりました。
打ち取られて帰ってゆく途中に、
ぽそっと言ったんですけどね。
(決して悪口じゃなさそうでした。)
タイガースの4番のプリンス・フィルダー(画像)は、
阪神にいたセシルの息子ですね。風貌も似てます。
セシルは、当初日本で三振の山を築いて、でも、
やがて「待つ」ことを覚え、開眼したと言われています。
そしてその後メジャーに戻り、ホームラン王も取って……
日本で何を学んだのか、と訊かれたセシルは、一言、
Patience.
と答えていました。
次の対ヤンキース戦も楽しみです。
2012年4月19日木曜日
新学期は楽し
新学期が始まり、ほぼ雰囲気がつかめてきました。
今年は、いい感じ❤だと思います。
1,2年対象のゼミは、大学業務の都合で1コマだけ。
で、2回目の「ワールド映画」です。
ただし今年は1時間目の開講で、
しかも履修者はみんな2時間目がアキになるので、
授業延長し放題!
登録以前に、その点は覚悟してもらってありますので、これはマジです。
(それ用に、教室も確保しました!)
また1年生のフランス語は2コマ。
どちらも例年になく聞いてくれていますし、
なんといっても声が出てる。
これは期待しましょう。
でも大学で教えていて、
元気な学生に出会うことほど楽しいことはありません。
今年はイケルと思います!
そういえば、先週ある授業の代講をしたのですが、
連絡事項の説明には数分しかかからず、
かといって90分もあるので少し雑談……と思ったら、
これもまあちゃんと聞いてくれるのです。
(ユダヤ人を通して、ヨーロッパのことを話しました。)
で、気づいたら87分経っていて……
終わった後はさすがにちょっと疲れた感じでしたが、
それは心地よい疲れです。
若いみなさんが、色々考えるタネを蒔く、
芽が出たら、その芽を育てる術を教える、
ソンナ教員ニ ワタシハナリタイ。
今年は、いい感じ❤だと思います。
1,2年対象のゼミは、大学業務の都合で1コマだけ。
で、2回目の「ワールド映画」です。
ただし今年は1時間目の開講で、
しかも履修者はみんな2時間目がアキになるので、
授業延長し放題!
登録以前に、その点は覚悟してもらってありますので、これはマジです。
(それ用に、教室も確保しました!)
また1年生のフランス語は2コマ。
どちらも例年になく聞いてくれていますし、
なんといっても声が出てる。
これは期待しましょう。
でも大学で教えていて、
元気な学生に出会うことほど楽しいことはありません。
今年はイケルと思います!
そういえば、先週ある授業の代講をしたのですが、
連絡事項の説明には数分しかかからず、
かといって90分もあるので少し雑談……と思ったら、
これもまあちゃんと聞いてくれるのです。
(ユダヤ人を通して、ヨーロッパのことを話しました。)
で、気づいたら87分経っていて……
終わった後はさすがにちょっと疲れた感じでしたが、
それは心地よい疲れです。
若いみなさんが、色々考えるタネを蒔く、
芽が出たら、その芽を育てる術を教える、
ソンナ教員ニ ワタシハナリタイ。
2012年4月18日水曜日
神楽坂の
昨日「リンカーン」を見ていたら、
神楽坂の蕎麦屋さんが紹介されていました。
これは今や有名店で、ミシュランの星もあるとか。
この店に初めて行ったのは、まだ神楽坂に移転する前の、
市ヶ谷駅近くにあった頃です。
当時法政大学に非常勤で行っていたのですが、
その62年館という、
今ボアソ・タワーがあるキャンパスからはやや離れたところにある建て物からだと、
ほんとにすぐでした。
一緒に行っていたのは、
もちろん白水社の須山さん。
昼にも夜にも行きました。
おいしいなあ、と思っていたら、
ポンと出世して神楽坂に移転。
当然わたしたちも、神楽坂へ行くようになったわけです。
印象に残っているのは、
あれは年末だったか、
神楽坂の芸者さん達が何人か、
年末のご挨拶にいらしていた時のこと。
ああ、日本だなあ、と、
ミョーな感慨がありました。
でもテレビを見ていると、
やっぱりさびしいんですね。
また須山さんと行きたいなあ、と思ってしまって。
C'est l'âge ! (歳ですね!)
神楽坂の蕎麦屋さんが紹介されていました。
これは今や有名店で、ミシュランの星もあるとか。
この店に初めて行ったのは、まだ神楽坂に移転する前の、
市ヶ谷駅近くにあった頃です。
当時法政大学に非常勤で行っていたのですが、
その62年館という、
今ボアソ・タワーがあるキャンパスからはやや離れたところにある建て物からだと、
ほんとにすぐでした。
一緒に行っていたのは、
もちろん白水社の須山さん。
昼にも夜にも行きました。
おいしいなあ、と思っていたら、
ポンと出世して神楽坂に移転。
当然わたしたちも、神楽坂へ行くようになったわけです。
印象に残っているのは、
あれは年末だったか、
神楽坂の芸者さん達が何人か、
年末のご挨拶にいらしていた時のこと。
ああ、日本だなあ、と、
ミョーな感慨がありました。
でもテレビを見ていると、
やっぱりさびしいんですね。
また須山さんと行きたいなあ、と思ってしまって。
C'est l'âge ! (歳ですね!)
2012年4月14日土曜日
夜中の中継
ダルヴィッシュの2試合目、
今から4時間後の、15日午前2時5分から、BS/NHKで中継されます。
見たいけど…… 2時かあ…… 終わるの4時かな……
http://www.nhk.or.jp/bs/t_sports/
少し見て、考えよ!
今から4時間後の、15日午前2時5分から、BS/NHKで中継されます。
見たいけど…… 2時かあ…… 終わるの4時かな……
http://www.nhk.or.jp/bs/t_sports/
少し見て、考えよ!
2012年4月12日木曜日
「脅威」を利用すること
4月11日『琉球新報』3面掲載記事より
(共同通信記者 阿部茂)
危機便乗は国民への背信
北朝鮮が「衛星」打ち上げとしている長距離弾道ミサイル発射実験が懸念される中、政府はミサイル防衛(MD)システムの地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を、沖縄県や東京都に配備。石垣島には自衛隊員約450人を配置し、海上配備型迎撃ミサイルを搭載したイージス艦も東シナ海に派遣するなど、自衛隊を大規模に展開している。
北朝鮮の核・ミサイル開発が、極東の平和と安定などにとって脅威なのは確かだが、政府の一連の対応は、「衛星」発射に便乗した過剰反応ではないか。通常なら批判を受けるような軍事的、準有事的な活動を、実態以上に強調した”脅威”の下で行うのであれば、国民に対する背信行為だとも言えよう。
北朝鮮はこれまで、米朝合意に反して核開発を勧めたり、ミサイル発射実験を繰り返してきたりした。日米両国はじめ国際社会の批判は正当なことだ。
だが、私たちは、日本政府が”脅威”を利用してきたことも自覚しておく必要がある。1998年の北朝鮮による長距離弾道ミサイル「テポドン」発射後、政府は高まった危機感を追い風に情報収集衛星の導入を決定。当時の高村正彦外相は非公式発言ながら「情報衛星は金正日の贈り物だ」と言ってのけた。
今回展開されるMDの導入目的についても、かつて外務省幹部らは取材に対し「対中国が本音だが、それは言えないから北朝鮮の核を理由にしている」と率直に認めた。
「ミサイル配備」「迎撃」などの」有事の言葉が政府当局者から平然と語られ、基地の外で自衛官が銃を携行する異常さも意識する必要があろう。
政府は石垣島など先島諸島に初めてPAC3を配備したが、今回の実験は核弾頭など兵器を積んだミサイルの発射ではないとされる。落下物があるとすれば失敗した場合の破片などであり、本島に配備の必要性があるとは考えられない。
「可能性」の問題であれば、韓国や中国の衛星打ち上げに際しても同様の対応が必要なはずだ。
政府の対応はむしろ①沖縄付近を通って海洋進出を図る中国を念頭に置いた演習やけん制②高価なMDの”有用性”の実証や、MDの日米統合運用の”演習”③南西諸島への自衛隊配備を進めるための環境づくり-などと考える方が自然だ。
北朝鮮が発射を強行した場合、日本はどうするのか。北朝鮮はすでに日本を射程に入れた中距離弾道ミサイル「ノドン」を配備しており、発射が日本への直接的な脅威増大となるわけではないことを踏まえる必要がある。
憲法改正論議も再開しているだけに、強調された”危機”が、9条改正論や敵基地攻撃能力の必要性などの議論に安易に結び付けられないよう、国民一人一人にも冷静な判断が求められている。
(共同通信記者 阿部茂)
危機便乗は国民への背信
北朝鮮が「衛星」打ち上げとしている長距離弾道ミサイル発射実験が懸念される中、政府はミサイル防衛(MD)システムの地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を、沖縄県や東京都に配備。石垣島には自衛隊員約450人を配置し、海上配備型迎撃ミサイルを搭載したイージス艦も東シナ海に派遣するなど、自衛隊を大規模に展開している。
北朝鮮の核・ミサイル開発が、極東の平和と安定などにとって脅威なのは確かだが、政府の一連の対応は、「衛星」発射に便乗した過剰反応ではないか。通常なら批判を受けるような軍事的、準有事的な活動を、実態以上に強調した”脅威”の下で行うのであれば、国民に対する背信行為だとも言えよう。
北朝鮮はこれまで、米朝合意に反して核開発を勧めたり、ミサイル発射実験を繰り返してきたりした。日米両国はじめ国際社会の批判は正当なことだ。
だが、私たちは、日本政府が”脅威”を利用してきたことも自覚しておく必要がある。1998年の北朝鮮による長距離弾道ミサイル「テポドン」発射後、政府は高まった危機感を追い風に情報収集衛星の導入を決定。当時の高村正彦外相は非公式発言ながら「情報衛星は金正日の贈り物だ」と言ってのけた。
今回展開されるMDの導入目的についても、かつて外務省幹部らは取材に対し「対中国が本音だが、それは言えないから北朝鮮の核を理由にしている」と率直に認めた。
「ミサイル配備」「迎撃」などの」有事の言葉が政府当局者から平然と語られ、基地の外で自衛官が銃を携行する異常さも意識する必要があろう。
政府は石垣島など先島諸島に初めてPAC3を配備したが、今回の実験は核弾頭など兵器を積んだミサイルの発射ではないとされる。落下物があるとすれば失敗した場合の破片などであり、本島に配備の必要性があるとは考えられない。
「可能性」の問題であれば、韓国や中国の衛星打ち上げに際しても同様の対応が必要なはずだ。
政府の対応はむしろ①沖縄付近を通って海洋進出を図る中国を念頭に置いた演習やけん制②高価なMDの”有用性”の実証や、MDの日米統合運用の”演習”③南西諸島への自衛隊配備を進めるための環境づくり-などと考える方が自然だ。
北朝鮮が発射を強行した場合、日本はどうするのか。北朝鮮はすでに日本を射程に入れた中距離弾道ミサイル「ノドン」を配備しており、発射が日本への直接的な脅威増大となるわけではないことを踏まえる必要がある。
憲法改正論議も再開しているだけに、強調された”危機”が、9条改正論や敵基地攻撃能力の必要性などの議論に安易に結び付けられないよう、国民一人一人にも冷静な判断が求められている。
『ことばのポトラック』(春風社)
佐々木幹朗さんの言葉の「つぶやき」を引用するなら、
瓦礫のなかの煉瓦のような本、鍋敷にも使える一冊。執筆者総勢45名。
『ことばのポトラック』(大竹昭子編、春風社)は台所に置いても映える。
言葉を箸でつまみながら、表紙に醤油を垂らして味付けしても!OK。
そうなんです、あの「ことばのポトラック」7回分が、
400ページの、美しい本になりました。
(本の印税は、東北の公立小学校へ。)
さまざまな形の、生き抜こうとする言葉が、
本のあちこちで燃え立っているようです。
そして45名は、ここで紹介されています;
http://shumpu.com/archives/6195
春風社さん、ありがとうございました。
ステキな装幀は、『世はいかにして昭和から平成となりしか』でもお世話になった、
矢萩多聞さん。彼の「つぶやき」は、
企画会議から、刊行まであまり時間がなかったけれど、
とても濃密な打ち合わせでした。
佐々木幹郎さんの言葉に一喜一憂しながら、
うんうん唸ったり、力をいれたり緩めたり。
ほんとうに勉強になりました。
多聞さんの作品はこちら;
http://tamon.in/
そして挿画はたけなみゆうこさん。
http://www.pen.fac8.com/
ぜひ、手にとってみてください!
(アマゾンでは、17日発売予定だそうです。)
2012年4月10日火曜日
Jamel Debbouze
あのジャメル・ドゥブーズが、
モロッコの生家を訪ねています。
http://fr.news.yahoo.com/maroc-jamel-debbouze-lami-vip-mohammed-vi-073029087.html
ジャメルは色んな映画に出ていますが、
日本で知られるようになったきっかけは、
『アメリ』での八百屋の青年役だったでしょうか。
ちなみに『アメリ』って、
フランスではその作りを疑問視する声もありました。
舞台がモンマルトルなのに、登場人物が全員白人で、
つまりモンマルトルの実情からかけ離れており、
しかもその唯一の例外である青年(ジャメル)が障害者だ、というのです。
たしかに、不自然さは感じますね。
『アメリ』は、おそらく日本で人気のある、
数少ないフランス映画の1つなのでしょう。
実際、見ていて、おもしろい演出があるし、
テクニックは巧みだと思います。
ただ、上に挙げたような決定的な傷があるのは、惜しいですね。
わたしの同僚の女性フランス語教員は、
「なんていじわるな子!」
と言っていましたが、さて……?
*画像の女性は、奥さんのMelissa Theuriau。
大人気ニュースキャスターでした。
2012年4月9日月曜日
予兆?
日本の元首相がイランを訪れ、
それはイランに利用されたのだ、とかなんとか、
周りがにぎやかです。
もちろん、イランは利用するつもりだったでしょう。
元首相もまた、利用するつもりだったでしょう。
今の政府の対イランの態度については、
以前とりとめなく触れました。
(こんな風に、もう1度表示するほどの内容でもないんですが、一応。)
http://tomo-524.blogspot.jp/2012/02/blog-post_08.html
2か月前から、ある種の予兆はあったと言えるんでしょうか?
今さら言うまでもないですが、
イランでは、首相より、イスラム法学者のほうが明らかに上。
つまり権力が大きいわけです。
図式的に言えば、こうした宗教的指導者(たち)が、
首相を選んでいるようなものです。
同じ大統領でも、たとえばアメリカやフランスのそれとは、大違いですね。
ただ、政教分離していない世界では、
これは十分あり得る事態なんでしょう。
そういえば、
日本人とイラン人のハーフの大選手が、
いよいよ明日メジャー・リーグ・デビューですね。
これには、興味を持たざるを得ません。
(松井選手の去就も、気になっています。)
イランの「日常」を伝えるニュース、
各メディアにお願いしたいところです。
それはイランに利用されたのだ、とかなんとか、
周りがにぎやかです。
もちろん、イランは利用するつもりだったでしょう。
元首相もまた、利用するつもりだったでしょう。
今の政府の対イランの態度については、
以前とりとめなく触れました。
(こんな風に、もう1度表示するほどの内容でもないんですが、一応。)
http://tomo-524.blogspot.jp/2012/02/blog-post_08.html
2か月前から、ある種の予兆はあったと言えるんでしょうか?
今さら言うまでもないですが、
イランでは、首相より、イスラム法学者のほうが明らかに上。
つまり権力が大きいわけです。
図式的に言えば、こうした宗教的指導者(たち)が、
首相を選んでいるようなものです。
同じ大統領でも、たとえばアメリカやフランスのそれとは、大違いですね。
ただ、政教分離していない世界では、
これは十分あり得る事態なんでしょう。
そういえば、
日本人とイラン人のハーフの大選手が、
いよいよ明日メジャー・リーグ・デビューですね。
これには、興味を持たざるを得ません。
(松井選手の去就も、気になっています。)
イランの「日常」を伝えるニュース、
各メディアにお願いしたいところです。
『時計回りで迂回すること 回送電車Ⅴ』
堀江敏幸さんの「回送電車シリーズ」も、
気づいてみたらもうvol. Ⅴなんですね。題して、
『時計回りで迂回すること 回送電車Ⅴ』
編集者の人たちと話をしていて、
本が売れない、というのは、もうほとんど挨拶のようなものですが、
中でも動かないのが、エッセイ、というのも、
みなさんが異口同音に口にすることです。
兼好法師やら鴨長明やら、近くは薄田泣菫も含めて、
エッセイ文化の中で生きてきたようなわたしたちなのに、です。
でもそうした中で、この「回送電車シリーズ」は、
現代のエッセイの醍醐味を味わわせてくれる、貴重な作品です。
みなさん、堀江さんの声、ご存知でしょうか。
たくさんあるのでしょうが、たとえばこれ。
http://www.youtube.com/watch?v=V1soIuDrhVg
これは、わたしも隅で聞かせてもらった、おもしろいイベントでした。
でもそれはともかく、この回送電車を読んでいると、
とても強く、堀江さんの声が聞こえてきます。
(小説の場合より、はるかに強く。)
ここ数日、夜になるとこれを読んでいたのですが、
毎晩堀江さんと話しているような、そんな気分でした。
とにかく、印象的な「お話し」がたくさんあります。
とてもおもしろかったです。
2012年4月7日土曜日
人として
みなさま、きっとお読みだとは思いますが、一応。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120407/k10014280971000.html
「すでに実施済み」?
計画だけでいい?
防災対策なし?
しかもこの「トイレのないマンション」を、
ベトナムに輸出しようとしてる、というニュースもありますね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120407/k10014280971000.html
「すでに実施済み」?
計画だけでいい?
防災対策なし?
しかもこの「トイレのないマンション」を、
ベトナムに輸出しようとしてる、というニュースもありますね。
2012年4月6日金曜日
イラン
先日、ペルシャ語を専門にしていて、
今博士論文を準備している若い友人と、
色々おしゃべりする機会がありました。
ペルシャと言えば、今のイラン。
イランと言って、みなさん、何を思い浮かべるでしょうか?
最近では、ややきな臭い感じで、
最近のガソリン高騰の一因も作っているわけです。
先日もここで書きましたが、
イスラエルとの緊張は、今も続いています。
イランはイスラム国家。
イスラムにはいろんな宗派があり、
イランの場合はシーア派が優勢だそうです。
そしてこのシーア派は、イスラムの中でも、
イスラム以前からペルシャの地に根付いていたゾロアスター教の、
はっきりした影響があるそうです。
「イスラム化したゾロアスター」と呼ばれることさえあるとか。
イスラム国家だからと言って、国民がそのルーツを、
必ずしも「純イスラム」に求めているわけではないことが分かります。
また、イスラムと言えばムハンマドですが、
イランではむしろ、アリーの人気が高いそうです。
彼はムハンマドの娘・ファティマの婿で、初代イマームですね。
シーア派では、このイマームは、預言者並みに権威があり、
「イマームは神と人の仲保者であり、人は神を直接知ることはできず、
イマームを通してのみ神を知り得、イマームなしには人は神の意志を知り、
それに従って生きることもできない」(Yahoo 百科辞書)だそうです。
そして12第目のイマームは、今は(いわば)姿を隠しているけれど、
やがてこの世の終わりには、救世主として再臨するというのです。
(かつてホメイニ師が、この12番目のイマームでは?
と言われた時期もあったそうです。)
そしてアリーですが、画像があります。
イスラムでは、偶像禁止のはずなんですが……
これは最近つくづく思うのですが、
偶像は禁止なのではなく、禁止ということになっている、わけですね。
イランにも、こうした絵は実際はあるそうです。
(日本にだって、ないことになっているけれど実際には在るもの、
なんてたくさんあるでしょう。銃も、麻薬も……)
そしてぜひみなさんに見て頂きたいのが、
このYouTube です。
イランの女性たちの、ファッションを紹介したものです。
(これもさっきの友人に教えてもらいました。)
http://www.youtube.com/watch?v=V9GeAR5VXZU
たしかにヘジャブは付けていますが、どうでしょう、
ずいぶんおしゃれな感じのものもあるし、
新鮮なのは彼女らの表情です。
解説はこちら:http://www.pointdujour.fr/fiche.php?fiche=318&theme=17&rub=programme
当たり前ですが、イランにも、イスラム国家をやめて、
世俗国家にしたい、民主主義国家にしたい、
と思っている人はたくさんいるわけです。
イスラム的な戒律なんて、そんなに重要じゃない、と思っている人も。
つまり、色んな考えの人たちがいるわけです、当たり前ですけど!
この当たり前のことを、つい忘れてしまうことがあります。でも、
「イラン」と言われて、なにか不穏な空気だけ思いだすのでは、
あまりに実際から遠いのでしょう。
もしあなたがおしゃれが好きならば、
その一点に置いて、彼女らに共感することもできますね。
2012年4月5日木曜日
2012年4月4日水曜日
Thomas Langmann
今週末から、オスカーを獲った『アーティスト』が封切られますね。
先日その発表の場面をぼんやり見ていて、
アッ! と声をあげてしまいました。
トム・クルーズが『アーティスト』の名前を呼び、
喜び合うスタッフ&出演者たちが壇上に上がります。
そしてプロデューサーとしてオスカー像を受け取ったのは、
ああ、ヴィクトールじゃないですか!
プロデューサーのトマ・ラングマンは、
あのクロード・ベリの息子として俳優デビューし、
『サンドイッチの年』や『パリ・セヴェイユ』などに出演しました。
そしてその前者については、昔から好きな作品の1つで、
去年はその作品についての文章も(大学の論集に)書いたのでした。
その時の役名が、ヴィクトールだったのです。
彼も父親のベリも、もちろんユダヤ人です。
だからユダヤ性が問題になる映画に関わる機会も多かったでしょう。
『サンドイッチの年』もまさにそうでした。
そのヴィクトール、いやトマ・ラングマンと、こんな形で再会するとは。
まあ、彼の仕事をしっかりフォローしてれば、
驚くこともなかったんでしょうが。
そういえば、去年フランスですご~く話題になったIntouchables。
その監督であるオリヴィエ・ナカシュは、
『きらきらしてる』で脚本・監督デビューを果たした、
ジェラルデイン・ナカシュの兄さんです。
インタヴューを読むと、脚本を書く際、
妹はずいぶん兄に助けられたようです。
そしてこの兄妹も、やっぱりユダヤ人なのでした。
ただ、ここではこんな書き方をしちゃいましたが、
もちろんそれとは関係なく、
作品が評価されているのは、言うまでもありません。
期待できる人たちですね。
ポニー・テール
完璧なポニー・テールの作り方。
http://fr.pourelles.yahoo.com/video/beauty-20826185/faire-une-queue-de-cheval-28803385.html#crsl=%252Fvideo%252Fbeauty-20826185%252Ffaire-une-queue-de-cheval-28803385.html
Je vais vous montrer comment réaliser la queue de cheval dans quelques minutes.
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2012年4月3日火曜日
黄めばる
昨日のそばに続いて、どうでもいい話をもう1つ。
自宅を中心にして、半径クルマで10分という円を描くと、
意外にも10を越えるスーパーがあることに、さっき気づきました。
よく行くのはそのうち2, 3 軒ですが、
たとえば鶏肉ならココがおいしい、とか、
ラムはココがいい、とか、
まあそんな使い方もしています。
もちろん、魚ならココ、というところもありました。
けれども去年、その10分圏内に、
わりと大きな鮮魚専門の店ができたのです。
こぶりのスーパーくらいの広さですが、
なにしろ全部魚関係。
特に鮮魚は充実していて、
たとえば鯛にしても、天然物が、大きさでいえば3種類はあるし、
まあじ、しまあじ、かます、赤かれい、黒かれい、なめたかれい、
きんき、きんめ、ほうぼう、うまづら、黄めばる、あんこう、たちうお、かさご、
それに殻付き牡蠣やさざえ、ほたて、生き毛ガニ、どじょう……
フツーのスーパーとは比較にならないラインナップです。
しかも、どれもおいしい。高くない。
この店ができてから、
明らかに食卓での魚出現率がアップしました。
最近のお気に入りは、黄めばるの煮つけです。
おいしいことはいいですね!
2012年4月2日月曜日
戻った?
朝、最初に食べるのは、グレープフルーツ。
これは365日中、特に味の落ちる1ヶ月くらい以外、
ず~っと続いている習慣です。
だからグレープフルーツは、年間最低300個は食べる、かな。
そして休みの日の昼ご飯は、ざるそばを作って食べることが多いです。
その時使うのが、画像のもの。
ほんとにどこのスーパーでも売っている、お馴染みのそばですね。で……
全然客観性のない、また自分でも自信のない感想なんですが、
このそば、去年の震災後、味が落ちた気がしました。
それでもなお何度か食べて、その度に、
う~ん、やっぱりちがうと思いました。
それが数ヶ月前から、味が戻った気がしています。
ある日食べて、あ、戻った、と思ったのです。
繰り返しますが、まったくの思いすごしかもしれません。
こちらの心理的状態、体調の問題だったのかもしれないし。
でも、ざるそばに限っては、
子供のころから大量に食べてきたので、
わりと間違えない気もするわけです。
なんだか、どうでもいい話ですみません。
でも好きなものだけに、気になるのでした!
2012年4月1日日曜日
「ふらんす」4 月号
さあ4 月です。新学期です、新年度です。
今年もよろしくお願いします!
というわけで、新年度の最初は、
雑誌「ふらんす」(4月号・CD付き)のご紹介です。
毎年4月号には、お得なCD が付いています。
これで、1年間分の「フランコフォニー・インタヴュー」や、
やっぱり1年使える音声教材なども収録されていて、明らかにお得❤
ラインナップはこんな感じ;
http://www.hakusuisha.co.jp/france/
中で、
「レナとヨシのコレいいね ! 1」 Léna GIUNTA・福島祥行
は、去年のおもしろコンビの復活です。
(個人的には、福島先生のラジオ講座が、とっても聞いてみたいです、マジで!)
それから
「フランス政治を嗤え 1」 国末憲人
も勉強になるし、あれもこれも、フランス語づくしです!
新学期はココからですね!
2012年3月29日木曜日
『二流小説家』
先日、近所の駅前本屋さんでフラフラしていて、たまたま、
最近はだいぶ御無沙汰しているミステリーのコーナーの前を通りました。
ミステリーを多く読んだ時期もあったので、
棚にはまだ見知った名前が。
その中に、「史上初、三冠達成!」と帯に描かれたポケ・ミスがありました。
(三冠=ミス読み、このミス、文春、オール1位。)
去年の早い時期から、相当に評判のよかった『二流小説家』です。
何の気なしに手に取ると、主人公の名前がハリー・ブロックだと……
ああ、これは参りました。
ミステリー・ファンなら、この名前からおそらく、
マイクル・コナリーの生んだハリウッド署の「ハリー」・ボッシュ、
そして言わずと知れた大御所、
マット・スカダーでおなじみローレンス・「ブロック」を思い出すでしょう。
そしてこの2人は、わたしにとっても大好きな3人のミステリー作家の内の2人なんです。
しかも三冠、しかも(ぱらぱらめくると)読みやすそう。
というわけで、ずいぶん久しぶりにミステリーを読んでみました。
まあこの本は、なにしろ「三冠」ですから、
今さらわたしなどがとやかく言いこともないと思いますが、
それしにてもこの小説、ものすごくうまい。
アマゾンの紹介文は、以下の通り;
ハリーは冴えない中年作家。
シリーズ物のミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で何とか食いつないできたが、
ガールフレンドには愛想を尽かされ、
家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末。
だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。
かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より
告白本の執筆を依頼されたのだ。
ベストセラー作家になり周囲を見返すために、
殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが……。
すごく知的で、構成も巧みすぎるほど巧みで、
読者を引っ張ってゆくテクニックがすさまじく、
誠実なためらいや、小心な冒険もある。
そして特筆すべきは、ミステリー小説への愛があることです。
ただし!
ある特定の章は、相当にグロテスク。
過度にエロチックではないけれど、
生理的にグロテスクが苦手な方には、どうかな?
英語は見ていないのですが、
翻訳の日本語はテンポがよく軽快。
二段組み450ページなんですが、あっというまに読めました。
2012年3月26日月曜日
「そりゃおまえだろ!」
先日、Tout ce qui brille. をシナリオと見比べた、と書きましたが、
なんだかこの映画に対する思い入れがより強くなった気がします。
もともと好きだったんですけどね。
シナリオの巻末に監督へのインタヴューがあり、
色々興味深い発言があるのですが、
中で、『憎しみ』が大好き、という個所もありました。
やっぱりなあ。
やっぱり、というのは、見かけはまったく違うのに、
実はけっこう共通点があるからです。
「パリ郊外」、「友情」、「ユダヤ」、「アラブ」、そして「若さ」。
で、ネットで適当に調べていると、
こんなことを書いている研究者がいました;
... Tout ce qui brille recycle clairement le verbe kassovitzien.
Lila taxe Ely de « meuf en carton ! »,
comme en écho au « juif en carton » de Saïd à son copain Vinz dans La Haine.
Mais au-delà du simple clin d’œil,
l’écriture des dialogues recherche une même vivacité de langage.
Ainsi les filles recourent au running gag verbal
qui consiste à ajouter « c’est toi » au dernier mot prononcé par son interlocuteur,
un tic langagier caractéristique de l’humour du deuxième film de Kassovitz :
La Haine – Dans la cité
Vinz : T’as vu la vache ?
Saïd : C’est toi la vache !
Tout ce qui brille – Sur un pont parisien
Ely : Tu sais même pas qui c’est Fanny Ardant !
Lila : C’est toi Fanny Ardant !
なるほど。
相手の言葉に対して、「そりゃおまえだろ!」(C'est toi, ~.)と切り返す、
その感じが、『憎しみ』風、カソヴィッツ風だ、というわけです。
それはつまり、「郊外風」といってもいいのかもしれません。
それにしてもこの2 作、まじめに比較研究したら、
何か書けるかも!?
2012年3月25日日曜日
2012年3月23日金曜日
「1番心配なのは4 号機」
「フクシマの嘘」。ドイツZDF制作。
この惨状。
しかも日本のマスコミではなく……
http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news
この惨状。
しかも日本のマスコミではなく……
http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news
新企画でGO !
昨日は久しぶりに都心まで出かけ、
新しい本の企画の打ち合わせをしてきました。
企画は2つ。
1 つはフランス語関連のもので、秋の刊行を目指しています。
(なぜこんなに早いのかというと、
気心の知れたあの人と共著だからです。
しかもコンセプトや骨組は決定済み。)
もう1つは、まだ刊行時期の話をするところまでいっていないのですが、
ぜひとも実現したい企画です。
今回伺った編集部は、広くてウォームな雰囲気。
実際には、1人1人がとてもたくさんの仕事を抱えているはずで、
決してのんびりなどしていられないのでしょうけど。
帰り道は、週間文春を読みながら。
今週号は、おもしろいコラムが少なくとも3つあり、お得でした。
タックス・ヘイブンと花粉症とアメリカの男女差別。
こうして並べてみると、雑誌らしいですね。
2012年3月21日水曜日
千夜千冊
まああんまり悪口は言いたくないんですけど、
東電という組織には、あきれるばかりです。
あの組織が、今まで原発を管理してきたのかと思うと……
それにしても、原発をやめるということは、
どういうことなんでしょうか?
(理念を現実にするとは?)
それがエネルギー問題であるのは当たり前ですが、
そればかりではなく、
日本という国の安全保障や、外交や、
その他いわば何にでも、関連があることです。
まず思いつくのは、日米安保のこと。
アメリカの核の傘に入った、よりひ弱な存在となる道を選ぶのか、
それとも、それ以外に道を示せるのか。
中国の脅威はすでに在るわけだし。
ただ間違いないことは、
「チェルノブイリ」が広がってゆくのを、
指をくわえて見ているわけにはいかない、ということです。
反原発にせよ反・反原発にせよ、
考えることはたくさんあります。
その参考になるのが、これです;
http://1000ya.isis.ne.jp/file_path/table_list.html
1432夜以降、これに関する重要な本が並びます。
(それ以前にも関連本はあります。)
この問題は、昨日今日始まったものではありません。
多くのマスコミの取り上げ方には、
そうした歴史観が足りないようにも感じます。
大震災以前と以降で、状況が激変しているとも言えるのでしょうが、
実は変わっていない部分も多々あるわけです。
(それに気づいたことが、変わった点だということでしょうか。)
重い課題ですね。
東電という組織には、あきれるばかりです。
あの組織が、今まで原発を管理してきたのかと思うと……
それにしても、原発をやめるということは、
どういうことなんでしょうか?
(理念を現実にするとは?)
それがエネルギー問題であるのは当たり前ですが、
そればかりではなく、
日本という国の安全保障や、外交や、
その他いわば何にでも、関連があることです。
まず思いつくのは、日米安保のこと。
アメリカの核の傘に入った、よりひ弱な存在となる道を選ぶのか、
それとも、それ以外に道を示せるのか。
中国の脅威はすでに在るわけだし。
ただ間違いないことは、
「チェルノブイリ」が広がってゆくのを、
指をくわえて見ているわけにはいかない、ということです。
反原発にせよ反・反原発にせよ、
考えることはたくさんあります。
その参考になるのが、これです;
http://1000ya.isis.ne.jp/file_path/table_list.html
1432夜以降、これに関する重要な本が並びます。
(それ以前にも関連本はあります。)
この問題は、昨日今日始まったものではありません。
多くのマスコミの取り上げ方には、
そうした歴史観が足りないようにも感じます。
大震災以前と以降で、状況が激変しているとも言えるのでしょうが、
実は変わっていない部分も多々あるわけです。
(それに気づいたことが、変わった点だということでしょうか。)
重い課題ですね。
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