2010年9月2日木曜日
トム、カマロ、乙女
今日の「今週の1曲」でご紹介したトム・ディアキテのFALA、
放送でもお話しした通り、なぜか、リズムがしっくりくるんです。
そのリズムに合わせるというのではなく、
体の中にあらかじめ準備されていたリズム、というか。
ちょっとおおげさかな?
http://www.youtube.com/watch?v=OqP_3aUMAws&feature=related
実はこの曲、放送で使ったフランス語ヴァージョンと、
You Tube でのオリジナル・ヴァージョンがあります。
正直にいえば、オリジナルのほうが好き。
つまりこのYou Tube の曲が、好きなんですよね~
そうそう、わたしがいなかった間に放送された
K.Maro の Sous l'oeil de l'Ange。
これはYou Tube にはありませんが、ここにありました。ぜひ;
http://www.dailymotion.com/video/xcyqpt_k-maro-sous-l-oeil-de-l-ange_music
そういえば今朝、BSの「世界のドキュメンタリー」の再放送、
「声をひとつに」を見ました。
フランスで作られた、パレスチナとイスラエルのミュージシャンのツアーです;
http://www.nhk-g.co.jp/program/news_documentary/2010/060/
フランスでは、イスラエルによる砲撃などがあると、
シナゴーグが襲われるという事件が何度も起きています。
明らかに見当違いなんですけど、まあそれでも、
無関係ではないですね……
たしかピーター・バラカンさんだったと思いますが、
日本ほどユダヤ差別のない国はない、なぜなら、
日本人はユダヤのことをぜんぜん知らないから!
と言ってました。 う~ん……
そういえば、今回の芥川賞、「乙女の密告」は、
なにしろ「アンネの日記」が下地になってますから、
ユダヤ問題と関係があります。
ただ焦点は、「密告」という行為の意味に当てられているわけですが。
(池澤夏樹さんの選評、驚きました。そう読むのかあ~、という感じ。)
今月の文藝春秋、ほかにも面白い記事があり、十分モトとります!