2010年9月3日金曜日

Centre Pompidou

ポンピドゥー・センターを設計したのは、
リチャード・ロジャースとレンゾ・ピアノの2人組ですが、
半年くらい前だったか、
ロンドンのロジャースのところで働いていたところ、という方と話しました。
(その時のことは、ここに書きましたね。)
ポンピドゥーができたのは77年だから、
もちろんそういうことはあるわけですね、驚きましたけど。
しかも、建築学科の先生とかいうんじゃなく、
中国語の林先生の紹介だったのも、面白かったです。

さて、今回ポンピドゥーに行ってみると、
まず目に飛び込んできたのは鳥の巣(?);


最初、ほんとに工事中なのかと思いましたが、
もしそうなら、木を使うはずないですね。
どうやら作品のようです。

で、ポンピドゥーの前の大道芸人の中に、
ホーミー実演中のモンゴルからの3人組を発見。
わたしは、実演を見るのはこれが初めて。
ほんとに、冗談じゃなく、3人の背後にモンゴルの草原が広がるようでした。

演奏が終わると、可愛い子が接近;


そして中の本屋さんを物色していると、
窓の外に、また演奏を始めた3人が小さく見えました;


手前の足は、ホームレスの方のものです。
そしてこれは、カンディンスキーのパレット。
そんな色ですね~;


これ、ど~しても蛍光灯が反射しちゃいます。

ここからちょっと東に歩き、フツーのカフェで一服。
そしてランビュトーの駅に向かって歩いていると、
明らかに異様な雰囲気のカフェに遭遇。
店自体はいたってフツーで、中があってテラスがあって……
でもね、その店はほぼ満席状態で、その全員が男性です。
しかも多くは坊主ぎみの短髪……

そうでした、この辺は有名なゲイの街でした。
それにしても、こんなにたくさんのゲイの方を一度に見たのは初めてです。

そういえば、ミュージシャンのヒデちゃんが、
かつてMITで、夕方からラウンジで演奏するバイトをしていた時、
お客さんの大半はゲイだった、という話をしてくれました。
演奏の合間には、

Hi ! Are you gay ?
No, I'm straight.
OK. I'm Paul...

的な会話が、しばしば交わされたそうです。
とにかく、夕方のそのラウンジに限っては、
「ものすごいゲイ率」だったそうです。

最後はまたパリに戻り、ポンピドゥー横の噴水です;