2017年6月29日木曜日

Bienvenue à Marly-Gomont

フランス映画で活躍するアフリカ系俳優と言えば、
やはり真っ先にオマール・シーが思い出されますが、
じゃあ女優では?
と考えると、わたしなら、
アイサ・マイガのことを考えます。
たとえば、

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/04/pret-tout.html

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/05/aujourd-hui.html

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/04/blog-post_29.html

で、彼女が出ている去年公開の映画、

Bienvenue à Marly-Gomont

を見てみました。


舞台は、ベルギー国境に近い小さな村、マルリー=ゴモン。
1975年のある日、
キンシャサ出身の夫婦と子供二人が到着します。
この父親は、つい最近、
フランスで医師免状を取得したばかり。
そして何とかフランス国籍も得ようと、
この医師不在に悩まされていたこの村に赴任することを選んだのでした。
(で、家族はキンシャサから呼び寄せて。)
でも、
村人たちは、初めて見る黒人に恐怖を覚え、
無論誰一人診療になど行きません。
どうすれば彼らはこの村に「同化」できるのか……?
というお話です。

この映画は実話に基づいていて、
主人公の医師の幼い息子が、
今はラッパーとして活躍しており、
しかも、「マルリー=ゴモン」という、
おもしろい歌も発表しています。
(村の描写自体は、
♪ オラ、こんな村やだ~、
に近いかな?
もちろん状況は全然違うのですが。)

https://www.youtube.com/watch?v=GGPXjiwlWZc

アイサ・マイガは、
堂々としていて、よかったです。