今日は、GWライブ第2弾として、シルク・デュ・ソレイユの「コルテオ」を見てきました。
今までに、日本だけでもン百万人動員してきたシルクですが、実はわたしは今日が初めて。遅ればせながら、シルク・ファンとなりました。
行く前に、シルクの紹介本を2冊読んで、だいたいの方向は理解していたつもりですが、まさに、有言実行というか、言うだけのことはやっているなあ、という印象でした。彼らは、たとえば一つの技の完成に何年かけたとか、このセットは何百万円だとか、そんなことは表に出ちゃいけないんだといいます。観客に喜んでもらうこと、それだけだなんだと。(もちろん一方には、厳しい金勘定が存在し、それをクリアーできたからこそ今のシルクがあるわけですが。)
で「コルテオ」です。なんと、自分の葬式を夢に見るという、意表を突く設定。そのせいか、音楽はほぼ一貫して短調。サンバ風もフラメンコ風もアイルランド風も、みんな。そうした音楽に乗って、夢幻的な世界が眼の前に現れ、その夢にふさわしい、現実とは違う何かが繰り広げられてゆきます。でも……
でもそれは、実は現実そのものでもあります。そう、シルクのメンバーたちの特別の能力が、それを可能にしているわけです。
シルクは、たしかに「サーカス」を越えています。見世物で終わらない何か、観客に訴えてくる何かがあります。すごいですね~
こうなったら、折をみてZEDも行かなくては。こちらは、まだ当分続くでしょうから、あせらなくても大丈夫。でも、せっかちなわたしは、早く見ちゃいたい気がします。(画像は、感動的だった吊り輪(?)の演技。)
それにしても、今日の原宿駅の混雑は以上でした。帰りなんかは、入場制限があって、改札前が大混乱。詰まった排水溝みたいに、人は溜まってゆく一方です。そうですねえ、進み方は、1分に1歩、くらいです。
で、改札を抜けたら抜けたで、まだ行列。降りてくる人の数もかなりいるし。今日最大の難所でした。
ま、そんなこともありましたが、とりあえずいいものを見ました!