大連滞在中は、とりわけ2人にお世話になりました。
1人は、まだ19歳の宋クン。彼を紹介してくれた(若い女性の)先生は、管さんや波戸岡さんの学会仲間だそうです。中国では、日本語はもちろん英語もなかなか通じません。だから宋クンの存在は、とても大きなものでした。(宗クンとわたしたちの会話は、英語です。まあわたしだけは、中学生並みの英語で通しました!)
内モンゴル出身の彼は、大連に詳しいというわけではないのですが、わからなければ走っていって通りがかりの人に訊いてきてくれます。元気だし、とてもいい子でした。(前日には、わたしたちが希望した見学場所を下見しておいてくれたそうです。驚きました。)彼が、希望している上海の大学院に行けることを祈っています。
そしてもう1人は、旅行会社のRさんという女性。彼女は、わたしたちを空港からホテルまで送り届けるのが仕事なのでしたが、車中で意気投合し、翌日の夕方から一緒に遊ぶことにしたのでした。
彼女は、実は大阪大学に4年、大学院に2年いたそうで、大阪弁混じりの日本語が魅力的です。まだ20歳台で、なんというか、力のある声でした。(でも大阪では、「声が大きいよ!」と、何度も言われたそうです。)
彼女は、今の大連を知っているし、日本語で細かいニュアンスまで表現できるので、結果的に、とても重要な「情報源」にもなってくれました。元気な、いい娘さんでした。
彼ら2人と出会えたことも、今回の旅行の喜びとなりました。(*画像は屋外で麻雀中のみなさん。昔の様子を教えてもらいました。)