で、その新婚の友人はわたしと同業者で、もう1人のS君は小学館の編集者です。S君の最近の担当は、隔週で出版され続けているCDマガジン、「ウィーン・フィル」です。
こういう企画の場合、フツーは最初の5号くらいまでが特に大事だと聞いたことがあります。で、そのへんを訊くと;
1:小澤征爾 「新世界」他
2:カラヤン 「白鳥の湖」「くるみ割り人形」他
3:ベーム 「Mozart sym.40」他
4:バーンスタイン 「Beethoven sym.3」他
5:アバド 「Mozart piano concerto 20」他(piano はグルダ)
という感じ。う~ん、わたしは間違いなく「1」=カラヤンだと思ったのですが、今は小澤のほうが訴求力がある、という判断なのでしょうね。
ちょっと意外だったのは、「5」のMozart のピアノ協奏曲です。この20番は、もちろんとてもいい曲だとは思いますが、こんな上のほうにラインナップされる曲だとは思っていませんでした。なにしろ、「運命」より「未完成」より上なんですから!
http://www.youtube.com/watch?v=VtTqpqGIIYU
そしてS 君によると、ベームがなかなかの人気だそうで、もちろんすばらしい指揮者だと思いますが、活躍した時期からずいぶん経つので、これもちょっと意外でした。
そしてたまたま、昨日はこのS君の誕生日だったのですが、新婚のカップルが、気を利かせてクレープ・シュゼット(画像)を頼んでくれました。(バイキングだったので、これは別注文の必要がありました。)そしてこのクレープのおいしいこと! コワントローとブランデーとオレンジが溶けあって、まさに絶妙の味。添えてあるアイスクリームとの相性も抜群で、これは唸ってしまいました。
では、bon week-end !(日曜には日仏でフランコフォニーです。外なので、ちょっと天気が心配……)