2010年4月3日土曜日

サクラ


このところちょっとお休みしていましたが、今日は久しぶりの収録でした。レナさんもとっても元気でしたよ。忙しいのは、いつも通りのようですが。

4月1日から、NHKへの入館がとても厳しくなり、今日はわたしたちにとっては初体験。入館の申込書に、住所、氏名、要件、申請者氏名、などを書き込み、それから、よく銀行であるような番号札をとり、列に並んで、その番号が呼ばれるのを待ちます。今日の場合は、その待ち時間5分ほど。

この5分、長いと見るか仕方ないと見るか…… (と、こんな風に考えてしまうところが、都会モンの余裕のなさ、なんでしょうけどねえ。)

そして収録ですが、しばらく間が開いたし、今は授業もないので、いまいち思うように声が出ませんでした。が、なんとか予定の収録は終了。そうそう、レナさんの今日の歌、ぜひみなさんに聞いて欲しいです。

ところで、サクラの季節ですね。サクラといえば、武士道。パッと咲いてパッと散る。まさに武士の美学、というわけですが……

実は江戸時代には、サクラのような華美なものは武士に似合わない、ということで、城には植えられなかったそうです。武士とサクラが結びつくのは、新渡戸稲造以来、つまり明治以降ということのようです。

サクラ=武士道というのは、古来の日本文化などではなく、ごく最近創出された物語なんですねえ。