2010年4月13日火曜日

授業開始!


ついに授業が始まりました! 

まず今日は総合文化ゼミが2つ。もうそろそろ仕上げの時期に入る「東京詩」と、今年から始める「ワールド映画」です。まあ、どうかという気もしますが、ためしに後者のシラバスを挙げてみますね;

<ワールド映画ゼミ>************************* 
 このゼミでは,フランス映画を中心に,レバノン,イスラエル,イラン映画などを見ます。でも,それが何? 

 どれほど現代が「グローバルな」時代であるとしても,依然「世界」は途方もなく広く,未知のことどもに溢れています。けれども,たとえ小さなものであっても,何らかの「切り口」が見つかれば,そこを突破口として,わたしたちは「世界」の肌触りを感じることができます。そしてそこには,<今世界がこのようであるのはなぜなのか?>という視点が,避けがたく現われてきます。

 このゼミでは,映画作品に描き出された世界の姿,時事的な問題,歴史,さらにはその価値観,精神性について考えてゆきます。結果として,「アメリカ的なもの」も,そして「ヨーロッパ的なもの」も,相対化されることになります。

 今の世界は,どうして今のようなのか? それが問いです。

 時間があれば,映画の構造の分析も試みます。分析的,相対的,自己発見的な映画の見方を獲得することも,この授業の目標の1つです。
 
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まあこんな感じです。こううまくいうかどうかは分かりませんけど……。
 
おかげさまで、定員20名のところに、50名の希望者が集まってくれました。(映画見て感想書けばいいの? 楽勝! と思った学生もいるでしょうけど。)申し訳ないけれど全員は受け入れられないので、せめて定員+4人に登録してもらうことにしました。楽しみつつ考えましょうね!(ちなみに「東京詩」のほうは、まだ若干(以上の!)席があります。Don't hesitate !)