2016年7月27日水曜日

Arrêtez-moi là

Paris というテレビ・シリーズについて、
春に書きました。

http://tomo-524.blogspot.jp/2016/03/paris-6-episodes.html

これが、とっても気に入ってしまったので、
同じ監督の作品を見てみることにしました。

Arrêtez-moi là (「そこで止めてください」)

です。
タイトルからも察せられる通り、
主人公はタクシー・ドライバーです。
レダ・カテブが演じています。

https://www.youtube.com/watch?v=DpxTulBwYZ4

ニースのタクシー・ドライバー、サンソンは、
2年前から始めたこの仕事が気に入っており、
また1年半前から付き合っている彼女もいます。
そんな彼が、
ある日、
少女の誘拐容疑で逮捕、
なんとか無実の罪であることを証明しようとしますが、
結局1年後の裁判で、懲役22年を言い渡されます。
しかし、その判決が出たとほぼ同じ瞬間、
誘拐されたはずの少女が、
遠く離れた土地で監禁されていたのが見つかります……

これはいわゆる「無実の罪」ものであるのはたしかですが、
それにニュアンスを与えているのは、
レダ・カテブ演じるサンソンの、
日常を愛する態度や、
獄中にあっても飼い猫ガーシュインを心配するやさしさなんでしょう。
一方恋人は、
彼のことが好きなんですが、信じきれない。
また誘拐された少女の母親も、
とてもいい感じの人なんですが、
やはり彼を疑います。
(まあ、無理もないでしょうが。判決は有罪だったわけだし。)

傑作でも問題作でもないけれど、
俳優の良さが目立った作品でした。
(ただ、ニースのあのプロムナードが映し出されるたび、
心が痛みましたが。)