そして「まいフラ・9月号」のゲラも。
両方、この週末にやります!
◇
今週火曜の「ワールド映画ゼミ」は、映画を見るのは最後だったので、
だいぶ迷ったのですが、結局『初恋のきた道』にしました。
(『未来を写した子どもたち』も見せたかったんですね。)
『初恋~』は、あのチャン・イーモウ監督の作品で、
なかなかストレートでいいんですね。
そして、映画の中ではごくさらっとしか出てこないんですが、
物語(回想のほうの)の時間的舞台は、1958年です。
お、それって?
そうなんです。マドンナやマイケルやプリンスが生まれた、1958年です。
でこの時代、中国はどうなっていたのか?
実はあの「大躍進」が始まった年なんですね。
主人公のチャン・ツィイーと結婚することになるルオ先生は、
一時村を離れることを余儀なくされるのですが、
それはどうも彼が「右派」だかららしいのです。
毛沢東に、弾圧される側ですね。
今回は、映画の感想ではなく、「1958年の中国」を調べてくる、
という課題にしました。
きっちり、この「右派」の状況にしぼったレポートもあれば、
なぜだか「文革」について調べてきた学生もいました。
でも、結果的には、この作品を選んで正解だった気がします。
爽やかな終わりだし。
(ほんとは、通年でやりたいところです。)
毛沢東と言えば、ちょうど明日、こんな本が発売になるようです。
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08081
これはケンちゃんが担当したそうで、
かなり気合が入っているようでした。
少しだけ読みましたが、訳文はきびきびしていて、とてもいい感じ。
夏休み、ぜひじっくり読もうと思っています。
では、bon week-end !