とくに「ワールド映画」のほうは、発表は今日が最初で最後。
期待と不安、という感じでしたが、
明治の学生はやるときはやります!
というわけで、予想以上にいい出来でした。
2年生は3人だけで、あとまみんな1 年生だったのですが、
うまくできてました。
もちろん、こんなゼミをとる学生だ、ということもあるでしょう。
また、すでに脱落した学生は来なかった、ということもあるでしょう。
「比較」という課題が、少しはやり易かったかも知れません。
でも、それらを考え合わせても、いい出来だったと言えると思います。
10本弱の映画作品から2本を選び、その共通テーマを示した後で、
さらにその表現の違いについて説明する…… が課題でした。
すると期待通り、AとBという学生も、AとCという学生もいて、
これでAの持つ(少なくとも)2つの面は意識されたはずです。
(ですよね、受講者のみなさん?)
発表会、成功したので、後期もやりましょう!
◇
午後は、中国語の林さんのところにいらした白水社の若き女性編集者が、
帰りにわたしのところにも寄ってくれて、しばらくおしゃべりしました。
迷惑かもしれませんが、どうも白水社の方々には、
つい親近感を抱いてしまいます。
須山さんから、色々内情を聞いていたせいももちろんあります。
(内情と言っても、主に「酒癖」とかですけど!)
彼女も、これからたくさんいい仕事をするのでしょう。
楽しみです!
◇
「まいフラ」は、目的語代名詞という難所にさしかかっています。
ここはね、特に間接目的語は英語と違うので、
なかなかピンと来にくいところです。
(ていうか、一般的な英文法の説明では、
「間接目的語」は理解できないと、かねがね思っています。
フランス語の出番です!)
一つだけ細かいことを。
今日の放送で、間接目的語代名詞は、一般に「 à +人」になる、とお話しました。
それはそうなんです。が、
もう少し丁寧に言うと、
間接目的語のうち、人称代名詞で書き換え可能なのが「 à +人」だ、
ということなんです。
つまり、代名詞に置き換えられない間接目的語もあるし、
別の代名詞(y とかen とか)で置き換えられる間接目的語もある、
ということです。
(間接目的語を導く前置詞は、à だけではないんですね。)
ただここまで言うと、か~な~り高級な例文が必要になってしまうので、
放送ではそういうところまでは踏みこみませんでした。
上級のみなさん!
そういうことですので、ご注意を!