お茶の水の白水社まで行ってきました。
なぜか、たくさんの警官が角々に配置されていました。
土曜の白水社は人も少なく、さすがに静かでしたが、
大事な大事な最終装幀決め、わたしのテンションは高いです。
やがて今回のデザイナーである、矢萩多聞さんが到着。
多聞さんとは初対面ですが、いい評判は色々伺っています。
ちなみに、多聞さんのブログはこちら;
http://tamon.in/
色んな仕事をなさってるんですね。
マリー・ンディアイの本もそうだとは、知りませんでした。
とても柔らかくて、いい感じのデザイナーさんです。
で、ラフです。
ヴァリエーションをつけながら、10通り以上、作ってくださいました。
中島さんも、白水社の渋谷さんもわたしも、
大いに悩んでしまいます……
ブログの途中ですが、ここで重大発表!
今装幀を選んでいるこの本、ついにタイトルが決定しました。
これです;
『世はいかにして昭和から平成になりしか』
う~ん、なが! でもね、これ以上のものはありませんでした。
(作ったのは須山さんです。)
話を戻しましょう。
みんななかなか選べないので、
「とりあえず、『これはないな』ってやつをはずしましょうか」
とは言ったものの、その外すやつが決められません!
でも、なんとか5 つに、3 つに、2 つに絞り、
最後は満場一致で1つに決定。パチパチパチ!
これ、いいと思います。
多聞さん、ありがとうございました!
でそのあと、休日出勤していた白水社の「激辛王」も一緒に、
近くの沖縄蕎麦屋へ。
みんなでランチ・ビールを(2 杯ずつ)飲み、
装幀決定を祝いました。
やっぱり本は好きです。