2010年11月30日火曜日

気配


今日の「東京詩ゼミ」の発表では、初めて、
パワポが登場しました。
それも、PCに強い情報科学科の学生ではなく、
応用化学科の1年生の女子です。
(2年生の男子たちも、すごいね~、と言ってました。)

でも聞いてみたら、彼女はプレゼンが得意なんだそうです。
高校でも、そういうクラブにいたとか。
昨日の夜作ったって言ってましたから、慣れてるんですね!

でも彼女の発表がよかったのは、パワポだけじゃありません。
彼女は、自分と同じ福岡出身の、175R(「東京」)と川嶋あいを取り上げ、
その歌詞の内容に、自分の(経験からくる)リアルな気持ちを寄り添わせました。
だから、「読み」も体感的。
いいと思います。

そして川嶋あいのほうの曲は、
(東京らしき街から)博多に帰ってきた女の子と、
博多で暮らす男の子が登場する「博多純恋歌」。
ここには東京は出てこないけれど、
たしかにその気配があります。
こういう、どこかの地方を舞台にしながら、
でも東京の影が感じられるっていうのも、
おもしろいですね。

           ◇

中国語の林先生に言われて、ああ、ほんとだ! と思ったこと、
それはね、
今年は紅葉の色が綺麗、ということ。
ほんとに、深い色してます、今年は。
「すごく暑くって、急に寒くなったからね。
カナダとおんなじ!」
なるほどね。

           ◇

夕方はお茶の水の校舎まで移動して会議です。
これが終わったのが8 時。
なかなか長い1日でした。