2010年11月29日月曜日
OSCAR ET LA DAME ROSE
昨日一仕事メールで郵送したので、 今日は朝からくつろぎモードでした。
空気も、台風一過かと思うほど澄んでいました。
で最初にしたのが、
『100歳の少年と12通の手紙』
を見ること。
(といっても、フランス語版のDVDなんですが。)
なるほど、これはおもしろいです!
原作小説に比べると、かなりふくらませてあるんですが、
そのふくらませ具合がとっても自然。
それもそのはず、映画の監督は、
原作小説を書いたエリック=エマニュエル・シュミットその人です。
まず何と言っても、主役のミッシェル・ラロックがいい感じ。
彼女は、今までにも数十本の作品に出演しています;
http://www.youtube.com/watch?v=00UQRBhdrl0
日本でも公開された『メルシー! 人生』、懐かしいですね。
(あの時は、ラロックのことをよく知りませんでしたが。)
そして今回の『100歳の~』は、彼女の代表作になるかもしれませんね。
http://lebuzz.info/2010/02/47327/dossier-oscar-et-la-dame-rose-michele-laroque-presente-le-film/
このラロック演じるローズは、個人で宅配ピザ屋を経営中。
そして少年オスカーには、かつて自分はプロレスラーだったと言ってしまいます。
それ自体おもしろいのですが、映画の場合、
プロレスの(幻想としての)試合の場面が、
ワイヤー・アクションなども使ってコミカルに描かれていて、
見ながらその場面がやってくるのを楽しみにしてしまいます。
そしてそれが、余命わずかな少年の物語に、
ある風通しを可能にしていると言えると思います。
まったく「フランス映画」のようではなく、
まぎれもなくフランス映画です。
日比谷では、まだ上映中のようです!