2013年4月30日火曜日

フロイトの

最近読んだ文章の中に、
フロイトの「適者生存」、「弱肉強食」などは、
実は当時のイギリスの労働者の実情を投影したものかも、
という指摘がありました。

こういう考えは、初めて聞いたので新鮮でしたが、
もうしかして有名な説なのかと思って、
今日、ランチ時に同僚たちに訊いてみると、

そう、そんなのがあったねえ、
だからフロイトの説は、当時もっぱら富裕層に受けたとか、
体を鍛えたり、
巫女さん的な人に、自分の祖先を呼び出してもらったりするのが、
流行ったみたいだよ。
もちろん、前者は「適者」になるため、
後者は、自分の祖先が猿じゃないことを証明するため(!)なんだって。

はあ、そんなことが……

そういえば、ケプラーが「ケプラーの法則」を見つけた根本には、
偉大なる神が作った宇宙は、
簡単な数字でできているに違いない、
という確信があったからとか。

結果だけでは、わからないこともありますね。