去年の暮れに読んだベストセラー、
『資本主義の終焉と歴史の危機』、
気になって、もう一度復習してみました。
やっぱり、いい本です。
(こんなにいい本がベストセラーになるなんて!)
無理やりフランス語に引き付けると、
たとえば「非人称表現」の中の時刻の表現。
主語の il は、いわば「神的なもの、超自然的なもの」を
指しているのでしょうが、
これはキリスト教の文脈における、
「時間」とは神のものだ、
という把握とパラレルなんでしょう。
だからこそ、
(本書が言うように)
「利子(を取ること)」(=「時間」の金銭化)は、
神の所有物の人間化であり、
そしてそれこそ、
資本主義の発生の1つの契機である……
(あまりに無理やりなので、
うまくつながってません!)
さて、これは「スルー」できない数値だと思われます。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156243