このタイミングで見ないと、
もう見ることはないかも、と思って見てみたのが、
『デッドプール』
です。
そう、先に「2」を見てしまったので、
一応第1作も確認しておこう、と思ったわけです。
https://www.youtube.com/watch?v=f6K6OO8f5O4
やはり、こちらを見たほうが、
「2」の理解が深まるのは確かでした。
どうやって主人公がデッドプールになったのかとか、
なぜ今の外見になったのかとか、
金属男たちとの関係はどういうものなのかとか、
その辺がはっきりしたからです。
まあ、アメリカのエンタメ映画ですから、
そういう意味に限って言えば、
かなり「いい」と思いました。
メタなギャグもすでにありました。
PCがらみの発言は、
少ないですが、
これもありました。
でも、2作見てみて、
やはり、「コミック」なんだなあ、という印象です。
見終わった感じが、
コミックを読み終わった感じに近いというか。
X-Men 自体は、
たとえば60年代には、
反体制運動の比喩だったと言われますが、
(そう「本人」が言ってました、「2」の中で)
今回の2作を見て、
時代的な何か、の比喩だとは感じませんでした。
逆に「1」なら『美女と野獣』的な、
もっと普遍的なものに接続させたいのだろうと感じました。
まあ、それ自体、
やや手垢がついてもいますが。