ナフタリ・ベネットが首相になりました。
フランスのラジオ・ニュースでも連日報道されていたので、
この「ナフタリ・ベネット」氏の名前、
いやでも(って別にいやじゃないですけど)覚えちゃいました。
かなりあやうい基礎の上に立っているわけなので、
心配と言えば心配ですが、
まあ、前職より悪いと言うことはないと思います。
(ただ、ユダヤ人入植に賛成なのは、大きな問題ですが。)
ただ、オバマの時もそうでしたが、
対抗勢力が必死で足を引っ張るので、
それが問題ですね。
(民主党の時もそうでしたが。)
バイデン大統領には期待していましたが、
対イスラエルでは、
ちょっとがっかりな対応でした。
まあ、それだけアメリカのユダヤ・ロビーは強烈だということでしょうか?
ただ最近、駐イスラエル大使に指名されたトーマス・ナイズは、
ユダヤ人ではあるものの、
前任者よりは明らかにパレスチナ寄りで、
なんとか、ベネット首相とも連携して、
事態を落ち着かせて欲しいです。
で、イラン。
ライシ師、が大統領に選ばれたわけですが、
まあ、これは大方の予想通りで、特に驚きはありません。
それより、投票率が50%にいかなかった、というのが……
これは見慣れた光景で、
つまり、入れたい人がいない、まったくイヤになるぜ、
ということなんでしょう。
よくわかります。
とはいえ、対米強硬派が勝ってしまって、
先が思いやられます。
イランの、ふつうの生活を願う人たち、
アメリカの経済制裁は続くでしょうから、
彼らが気の毒です。
少なくともわたしはそう感じます。