2021年6月27日日曜日

『想い出の瞳』

ジャン・マレーを見るシリーズ、
先日は

『想い出の瞳』

を見ました。
(原題は Aux yeux de souvenirs 『想い出の瞳で』です。
目に映るあれこれを、「想い出の瞳」を通して眺めるわけです。)

映画としては、
まあ、それほど素晴らしいというわけでもなく、
申し訳ない言い方ですが、そもそも、
「ジャン・マレー」という俳優が「イマイチ」であることを
確認するために見たのでした。
ただし、ここで言う「イマイチ」とは、
俳優として、ということではなく、
今、院の授業で使っている仮説に基づき、
「フランス」という国の「フィアンセ」になるためには、
という意味です。
そしてジャン・マレーは、
見かけはよく、軽薄で、楽しげで、その分信用が置けず、
「フィアンセ」にはまったく不向きなのでした。
ジャン・マレーはこれで、
『悲恋』、『美女と野獣』、『想い出の瞳』を見たわけなんですが、
一応これで終わりとして、
次はジェラール・フィリップに移る予定です。

で……

この『想い出の瞳』のDVD、
アマゾンでは品切れで中古しかなく、
それが 15,000 円越え!
どうしようかと思いつつ、
ダメ元で、Joshin の通販で注文してみたところ、
最初は「在庫がないのでちょっと待って」と連絡があり、
ああこれはキャンセルされる流れだな、と思っていたら、
なんと3週間後に、
突然送られてきました。
まさか新品が定価で買えるとは!