今日はエクストラで、
大学院ゼミをやりました。
先日ここに挙げたリストの仕上げとして、
『肉体の冠』
『現金に手を出すな』
の、ジャック・ベッケル2本立てです。
前者については、以前書きました。
(字幕では、「ベルヴィル」が「ベルヴィー」に、
「ご主人!Patron !」という呼びかけが「ペテロン」になっていて、
これはちょっと……)
そして後者は、
でも今日改めて見て、
前回より強く「おもしろいな~」と感じました。
ギャバンは、
後継者と思って可愛がっていたワカモノに死なれ、
20年来の(ほとんど足手まといだった)仲間にも死なれ、
自分は年老いてきてかつてのエネルギーはなく、
ただ恋人は、アメリカ人と思しき若きベティー、なのです。
しかも、ギャバンにとっては虎の子である金塊は、
クルマの事故で燃えてしまいます……
ギャバンが背負っているのが「ピープル」だとすれば、
これらはどんな意味を持つのでしょう?
特に金塊が、
『赤い手のグッピー』における「宝」(≒革命の理念)と
同じ価値を持つとするなら?
ここにあるのは、
かなり悲観的なヴィジョンですね。
で……
3時半には大学を出て、
ついに順番が回ってきたワクチン接種へ。
場所は「イトーヨーカドー」の中にあります。
接種自体はスムーズでした。
でついでに、
行きつけの店でカットもして、
さっぱりして帰ってきました。
で……
夕食後はまたレポート読み。
なかなか長い一日でした。