『ハウス・オブ・カーズ 野望の階段』
を見ています。
さっき、シーズン1を見終わったところです。
監督はデヴィッド・フィンチャーです。
このドラマ、
ある記事で触れられているのを読んで、
おもしろそうと思って見始めたら、
ほんとにおもしろいのでした。
ただ、
記事を書いたライターとわたしでは、
「おもしろい」と感じている点が違うようではありますが。
ホワイトハウスとその周辺を舞台にしているので、
基本、権力闘争ものであるのは間違いないでしょう。
中心にいるのはある上院議員フランク(ケヴィン・スペイシー)と、
ある団体を率いているその妻クレアです。
そこに、野心ある女性ジャーナリストや、
彼女のことが好きな同僚、
アル中気味の新人議員やその恋人、
フランクの右腕、
クレアにスカウトされた環境保護活動家、
そしてもちろん大統領や広報官なども関わってきます。
このドラマを見ていて、
そもそもドラマを見るということは、
映画を見ることよりも、
むしろ小説を読むことに近い気がしてきました。
ドラマの時間は、映画のそれとはまったく異質。
(そういえば、山田太一もそんなことを言ってましたが、
つくづくそう思います。)
ネトフリがこんな値段で見られるとなると、
小説はなかなか厳しい競争を強いられていることになります。
もちろん、言うまでもなく、
小説にはそれ固有の価値があって、
そのまま「等価」なわけではまったくありませんが。
『ハウス・オブ・カーズ』は、
シーズン6まであります。
先が長~~~~~いです!