あるいは、
自前で作っておけば……
という点が話題になっているようですが、
Nobu Akiyama(秋山信将氏?)の twitter が興味深かったです。
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94年の時点でウクライナの残置されていた核兵器は
宇政府単独で管理・運用不可能が不可能だったというのが、
研究及び政策当事者の間のオーソドックスとして定着しているので、
それを覆す論を張る側がまずは論拠を示すのが順番だよなー
例えば、ドイツなどNATOの核共有のメカニズムでは、
米国の核を置いていますが、
核兵器使用の決定は単独で行うことができないので、
NPT上は非核兵器国として扱われています。
(もちろん、そこに条約違反だ、というクレームを出す国はいますが。)
さらに、
ブダペスト・メモランダム(覚書)を通じた安全の保証(保障ではない)と引き換えに
ロシアに核を引き渡したというのも、
外形的にはそのように見えるが、正確ではありません。
ウクライナは1990年の憲法で非核化を定め
1992年調印のリスボン議定書でNPTに非核兵器国として加入することを国際法上
ウクライナの場合も、
ソ連邦のウクライナ・ソビエト社会主義共和国に配備されていた核兵器は、
ウクライナ独立後に物理的にウクライナ共和国に置かれたままでしたが、
その核兵器を使用する権限も発射のためのキーもありませんでした。
これは、「核保有」とは言えないでしょう。
ウクライナと核に関して、
なぜか「ウクライナは世界第三位の核保有国だった」という表現が飛び交っていますが、
こういう乱暴な議論はやめた方がいいんじゃないかなと思います。
核保有とは何を意味するのか?
核兵器が所在していたというだけでは必ずしも保有とは言えません。