米ロ首脳会談を実現させたと自画自賛していたマクロン大統領ですが、
あのプーチンに、
あっという間に反故にされ、
まあはっきり言って赤っ恥をかかされることになりました。
大統領選前のせっかくのパフォーマンスを台無しにされ、
今度は激オコ!
それでも自分で言うのはグッと堪えたんでしょう、
Le Drian 外務大臣に言わせました、
Poutine "est dans une forme de dérive autoritaire préoccupante"
欧米(の首脳)は、
世界を、
民主主義と権威主義の対立、
という構造で見ていると言われますが、
autoritaire という単語が使われているあたりに、
それが如実に出ていると感じます。
しかも dérive autoritaire ですから、
「権威主義的漂流状態」→方向を見失った権威主義
という感じでしょうか。
で、「耐えがたい隣人」なのでしょう。
きわめて緊迫しているウクライナ問題ですが、
もちろん、米ロだけでなく、
独仏、そして中国などの思惑も深く絡み、
目が離せません。
それにしてもロシアは、
19世紀!?
という感じです。
今は静観している中国が、
いつかこれに続かないことを祈っています。