『クイーンの帰郷』
を見てみました。
物語の始まりはパリ。
そこに一人の、とても人気のある仕立て職人がいます。
とてもおしゃれな人で、
ただ彼は、ゲイ・キャバレーのショーの衣装も担当し、
またそのショーの主役(!)でもあるのです。
彼は、ドラッグクイーンです。
ただ彼は、引退を決意していて、
仕立屋もたたんで南仏へでも……と考えていたのですが、
そこに一通の手紙が。
それは、ポーランドからのもので、
それまでいることの知らなかった自分の孫娘からのものでした。
彼女の母親が病気になり、
腎臓の移植が必要。
それには、「おじいちゃん」しかいない。
彼は迷いますが、それでも、
40年前に捨てたポーランドを目指します……
ドラマとして、すごくデキがいいわけじゃないんですが、
なにしろ、主役のクイーンがかっこいい。
男性の時も、女装の時も。
また、彼の「親友」であるアフリカ系の振付師もカッコイイ。
パリとポーランドの村の対比もいい。
(ちょっとベタかもですが。)
『クイーンの帰郷』というタイトルも秀逸だし。
もう何十年も前、
ピガールのゲイ・キャバレーでショーを見たときのことを思い出しましたが、
もちろん、
ドラマのショーの方が何倍もステキ。
こういうの、見てみたいです!