2022年7月1日金曜日

『クイーンの帰郷』

ネトフリのミニ・シリーズ、

『クイーンの帰郷』

を見てみました。


物語の始まりはパリ。
そこに一人の、とても人気のある仕立て職人がいます。
とてもおしゃれな人で、
ただ彼は、ゲイ・キャバレーのショーの衣装も担当し、
またそのショーの主役(!)でもあるのです。
彼は、ドラッグクイーンです。
ただ彼は、引退を決意していて、
仕立屋もたたんで南仏へでも……と考えていたのですが、
そこに一通の手紙が。
それは、ポーランドからのもので、
それまでいることの知らなかった自分の孫娘からのものでした。
彼女の母親が病気になり、
腎臓の移植が必要。
それには、「おじいちゃん」しかいない。
彼は迷いますが、それでも、
40年前に捨てたポーランドを目指します……

ドラマとして、すごくデキがいいわけじゃないんですが、
なにしろ、主役のクイーンがかっこいい。
男性の時も、女装の時も。
また、彼の「親友」であるアフリカ系の振付師もカッコイイ。
パリとポーランドの村の対比もいい。
(ちょっとベタかもですが。)
『クイーンの帰郷』というタイトルも秀逸だし。

もう何十年も前、
ピガールのゲイ・キャバレーでショーを見たときのことを思い出しましたが、
もちろん、
ドラマのショーの方が何倍もステキ。
こういうの、見てみたいです!