気になっていたブレイディみかこの本を、
2冊読んでみました。
『ヨーロッパ・コーリング』
『ザ・レフト ~UK左翼セレブ列伝』
おもしろい!
「地べた」からみたイギリスの(政治)状況が、
とてもリアルに伝わってきます。
前者は、時評集であり、
ネットで読めるものも多いようですが、
やっぱりこうして本で読むほうがずっといいです。
分節化、というか、切り分けるその視点が鋭利で、
勉強になります。
また後者は、
Mr.ビーンを演じたローワン・アトキンソンや、
『ハリーポッター』のJ・K・ローリングなどが、
どんな点で「左翼」であり、
彼らはイギリスでどんなポジションにいるのか、
が書かれています。
初めて知ることも多く、
どんどん読めました。
『パレードへようこそ』なんかも出てきて、
授業で使えそうなネタでした。
次は、『子どもたちの階級闘争』を読んでみます。
ところで日本には、
「左翼セレブ」は……いない?