2021年4月18日日曜日

Paris 2曲

先週の授業で、
「もう一つのフランス語の授業でなにをやった?」
と学生に訊くと、
「歌を聞いた」
とこたえるではありませんか?
「どんな?」
「なんか、古いやつ」
ああ、フランス語の教員としては、つい、
『シャリーにくちづけ』だの、
『あなたのとりこ』だの、
学生が聞いたことがありそうな曲を紹介してしまうのですね。
(わたしもそういう場合があります、もちろん。)
で、
それならということで、
新しい曲(っていうかラップ!)を聞かせました。
何も考えていなかったので、
実は、そんなに新しくない曲を選んでしまったのですが、
それはこれ。


なぜこれを選んだのか?
まあ、好きだからです!

すると授業後、
「あれ、なんていう曲ですか?」
と聞きに来た学生がいました。
気が合いそうです。

で!

今週の「パリ映画」の授業では、
この2曲を見せようと思っています。



前者は、彼ら PNL の自伝的な曲で、
エッフェル塔はパリの、あるいは成功の象徴であり、
そこから、彼らは遠く出身地であるパリ南郊の街、
レ・タルトレを見つめるのです。

後者は、わたしの好きな Doria の新曲。
わたしはこの zone を離れない、
と言ってますが、
彼女はナンテール出身です。

この2曲を見れば、
通常とは違う意味で、
「芸術の都」であると感じてくれるでしょう。