先日「さかさま語」のことを書きましたが、それに関連して、ブエノス・アイレス在住の元同級生Yuko さんから、こんなメールが来ました。彼女はイタリアに長く住み、スペイン語で書いた本も出しています。絵も描きます。みなさんは、「ルンファルド」って、聞いたことありますか?
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ルンファルドは、ブエノス・アイレスの方言です。もとはヨーロッパ(特にイタリア)からの移民が、刑務所で監視に話の内容を悟られないように作った言葉なのだそうです。
ルンファルドという単語の語源は「ロンバルディア」だと言われています。 タンゴの歌詞によく使われていますが、「さかさま語」が多い。でも、ルンファルド=さかさま語、ではなく、あくまで、多いというだけです。たとえば、パンタロンがロンパ、タンゴがゴタン。
1962年にはアカデミア・ポルテーニャ・デ・ルンファルドが創設されて、ルンファルド辞典も出ています。http://www.elportaldeltango.com/dicciona.htm ブエノスのスペイン語がイタリア語によく似ているのは、これなんですね、実は。
ところで、最近、グアラニー語をかじっています。美味しい=「へ」って言うんですよ。水は「「ウ」なので、美味しい水で「へウ」。発音が非常にフランス語っぽいので好きです。
それが、パラグアイには海がないので海という単語がないのだそうです。好きなんですよね、こういうの。
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グアラニー語?? 学のないわたしは初耳です! パラグアイなんですね。
それにしても、Guy Roppon、思わぬ広がりです!(きっとまだまだあるんでしょうねえ……)