今日はいい天気でしたね。まだ少し肌寒いですが。
「昭和」のことを振り返るという文章、目安は40~50枚なんですが、実はこれ、なかなか書けませんでした。書き始めはするのです。というか、もう3度ほど、出だしの4~5 枚は書いたのです。が、どれもイマイチ。
でしばらく放置しておいたら、やっと昨日今日で、20枚くらい書けました。(でも、まだ読み返していません。没になるのが怖いから!)
その中で思い出したのは、自分が高校の(必修)クラブ活動として、「映画研究会」に入っていたことです。といっても、これはほとんど「研究」なんかしませんでした。当時は、レンタル・ビデオなんてありませんから、古い映画が見たければ、名画座に行かなくてはなりません。しかも、プログラムは新聞でチェック。ローテクな時代でした。
記憶に残っているのは、たとえば新宿で見た「カサブランカ」と「ある夜の出来事」の2本立て、池袋文芸坐で見た「ひまわり」(泣けました!)と「華麗なるギャツビー」の二本立て、高田馬場パール座で見た「天井桟敷の人々」、それからこれは中学の頃、「暗黒街の弾痕」と「歴史は夜作られる」の二本立てを、これも新宿で見ました。
でも、こうして覚えてること自体、見てる本数の少なさを物語っています。レンタル屋さんができてからは、月30本くらいだったら、見ること自体はなんてことないですね。お金がかかるだけで。
ロードショーで見て記憶に残っているのは、まず、テアトル銀座で見た「ゴッドファーザー」。これは中学の時なので、ストーリーがよく理解できませんでした。(情けない!)そういえばレナさんは、学生時代、「ゴッドファーザー・ナイト」なるイベント(?)を何度かやったそうです。これは、夜中の12時ごろから、シリーズ全作を続けて見て、途中で寝たら負け! というゲームだそうです。(もちろん罰ゲームあり。)映画の中で、トム・ヘイゲン(画像左側)が言うセリフ、「(ゴッドファーザーは)悪い知らせほど早く知りたがりますから」が、なぜだか強烈に記憶に残っています。
高校時代は、これはわざわざ公開初日に、「エクソシスト」を見ました。以来、ホラー映画はずっと苦手です!(でも、友人同士で、例の緑の液体(?)を撒き散らすリンダ・ブレアを演じあいました。そうです、何人かで、みんなリンダになって、架空の液体をかけ合うのです。きたね~!)
とまあ、こんなことを書いたわけです。あす以降、やっとソウルフルな話に入れそうです。(がんばろ~)