今日はゼミの初日、ということは、メンバー決めの日です。
理工学部の総合文化教室が用意する「総合文化ゼミ」は、これがなかなかのラインナップ。「歩く」ことがテーマになっていたり、ラップ・アメリカあり、写真論あり、中華入門ありで、もう歩いたり歌ったり撮ったり食べたりと大忙しです。
でわたしはというえば、今年も「東京詩」と「フランス映画」です。前・後期、各20人が定員。ということは、ゼミだけで、20×4=80人の学生と(マックスなら)付き合うことになります。
初日の今日は、学生たちは第1希望のゼミを中心に様子を見に行き、面白そうならそのまま「希望票」を提出。こちらはそれをもとに「選考」する、ということになります。
で、1時間目の「東京詩」のほうは…… これはトータルで11人。全員歓迎! です。楽しくやりましょうね。
2時間目の「映画」のほうは…… これは何の因果か、85名ほどの希望がありました。(まさか「楽勝」の噂が流れたということはないと思うのですが。ま、実際楽勝じゃないんですけどね。)ということは、ほんとに申し訳ないけれど、半分ほどの人には第2希望以下に回ったもらわなくてはなりません。ごめん!
ただ、「選考」とはいいましたが、実際には材料はほんのわずか。とりあえず「志望動機」の書かれた希望票と、急遽行ったアンケートだけ。でも「世界に興味があるけれど、どこから手をつけていいか分からないので、とにかくフランス映画見せて!」とか、「複数の視点でモノが見られるようになりたい」とか、「映画を読む方法がどうしても知りたい」とか、「わたしは映画監督になるつもり(!)」とか書かれると、他に回ってとはとても言えません。一緒に考えましょうね。
ああ、授業が始まってまだ5日。濃いです!