同僚の管さんのブログに、「ヤノマミ」のことが書かれています。これは読まないと。
で、2,3前から読んでいる本に、たまたま彼らに関連する記事の引用がありました。孫引きで引用します。
1993年8月18日、(……)16名のヤノマミ民族が、ガリンペイロと呼ばれる白人の金採掘者たちによって虐殺された。白人たちは「まるで人を食う悪魔のように」女や子供を切り刻んだという。ヤノマミの壮麗儀式においては、死者を焼いた灰はきわめて重要である。死者への敬意を表すために、複数の共同体が集まり、成人の灰は親族のものが使う炉のそばに埋められ、子供の灰はバナナのかゆに混ぜて食される。この敬虔な「食人種」たちはガリンペイロへの報復を諦めたという。報復に値するのは同じ人間だけだから。鬼や悪魔は仇(かたき)として食ってやる値打などないのだ。(ブリュース・アルベール『週刊金曜日』)
そして、「敬虔」から最も遠い所にいる「食人種」は誰なのか、ということになりますね。
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さて、今日で授業も1巡し、ほぼ今期付き合う学生たちと対面を果たしました。(もちろん中には、去年や一昨年、すでに対面を済ませた学生も混じっていましたが……)楽しくいきましょう!