2010年2月10日水曜日

メディア芸術祭



今日はくもり空の下、新国立まで「メディア芸術祭」を見に行ってきました。なんだか仕事がたまっていないわけでもないのですが、この展覧は会期が短くて、わたしの場合もう今日しかない感じ。

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/information/

で、結論から言えば、わたしにとっては期待したほどではなかったかも。こんなこと言ってはナンですが、「新しいゲーセン?」という印象もあったし。まあ入場無料なので、文句は全然言いません。

中で、ちょっとおもしろかったのは、『忘念のザムド』です。どうもずいぶん有名なアニメらしいのですが、わたしはアニメはカラッキシなので、今日初めて知りました。椅子が20ほど並ぶ小部屋でしばし鑑賞。


このアニメが面白いのは、ありがちな明るく元気な「青春もの」のような滑り出しなのに、その海辺の町の空には、いつでも奇妙な物体が浮かんでいること。そしてよく訳のわからない事情から、主人公らしき高校生(?)は、「ザムド」と呼ばれる怪物(?)に変身してしまうのです。いわゆる「アニメ的な明るい日常」が、そのまま連続的に「SF的世界」に連結されてしまう、この落差。第1話を見た限りでは、そのへんにとても惹きつけられました。

(でもネットに書き込まれたレビューを見ると、「尻すぼみ」だという意見もあり、今日見た第1話だけでは、大したことは言えないのですが。)

とりあえず、続きが見たい感じではあります。(アニメが見たいと思ったのは、何年ぶりかなあ……)