2010年10月24日日曜日
こんな民主化
一昨日の金曜日、2年生の授業では、これを読みました;
http://www.madmoizelle.com/tendances-accessoires-automne-hiver-20102011-15427
なぜこれにしたのかというと、
まず、ここのところ硬いネタが続いていたこと、
そして、ちょうど前日、朝日の夕刊に、
「パリコレ・2011・春夏」
の記事が出ていたからです。
これもコピーして配ったら、
ファッションというものの「波動」が、
まあ一瞬でも感じられるかなあ、と思ったのです。
いや、もちろんほとんどの女子たちや、
結構な数の男子たちは、
まさにファッションの現場にいるのでしょう。
(訳す時も、今回ばかりは彼らが頼り!)
でもね、ファッションのファの字、いやフの字、
いやフの字の最初の横棒さえ気にしてこなかった学生もまたいるわけです。
一生に90分くらい、ファッションについて思いめぐらすのも、
悪かないかなあとも思うわけです。
クリエーターたちは、時に無意識なまま、
時代の気分を表現してることもあるわけですから。
前にも書きましたが、結論を言えば、
パリより東京のほうがおしゃれだとわたしは思っています。
でもね、パリの流行を覗いてみるのも、
やっぱりそれなりに楽しいです。
ニーハイの解説のところで、
..., il ne reste plus qu’à démocratiser cette inspiration.
というところがあって、ここでいう「民主化する」っていうのは、ようは
「今季はもうニーハイをストッキングの上から穿いちゃうこと」
なんですね。あとはそれだけだと。
この使い方、面白いですね。
それから羽根の髪飾り、これはちょいちょい見かける気もします。
日本でもクルんでしょうか!?