雑誌「ふらんす」12 月号に、
『パリを歩く』(港千尋)
の書評を書きました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B5%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%99-2011%E5%B9%B4-12%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B005Y18OEY/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1322135426&sr=1-2
以前ここでも触れましたが、この本はとってもおもしろいです。
写真もステキだし、文章も上手だし、視点も興味深いし、
たくさん「種」も仕込まれていて、拡張性も抜群。
十二分に値段の価値があります。
いい本です。
著者の港さんは、言わずと知れた写真家ですが、
彼の写真をフィーチャーしたこの本も、
特に若い人には読んで欲しい1冊です;
管さんが22年前に書いた、まさに瑞々しいデビュー作、
『コロンブスの犬』(河出文庫)
です。
文庫版になって、とても入手しやすくなりました。
移動し続ける詩人の、1つの原点と言ってもいいのでしょう。
この文庫版のための解説も、熱がこもっています。
◆
ところで雑誌「ふらんす」の編集を担当しているアミさんもまた、
先日パリに行ってきたそうです。
編集後記を読むと、その絵に描いたような珍道中が笑えます!
鼻血で精密検査って……!?