以前ここで、Welcome という映画をご紹介しました;
http://tomo-524.blogspot.com/2011/04/welcome.html
この映画が日本でもDVD 化されて、
「ワールド映画」ゼミでも見せることができました。
結論から言うと、想像していた以上に反応がよかった!
主人公が少年だからなのか、
ゼミも進んで、最初よりは見るポイントが掴めてきたからなのか、
そもそも見る前にクルド人問題を確認しておいたからなのか、
その辺ははっきりしませんが。
そう、プレミア・リーグ好きの学生には、
ラスト・シーンもグッと来るかもしれません。
ところで邦題は『君を想って海をゆく』なんですが、
う~ん、これじゃ「純愛もの」にしか聞こえないような。
原題のWelcome は、フランスに対する強烈な皮肉で、
この映画のテーマはもちろんそこにあります。
もちろん「純愛もの」だと言えば言えるのでしょうが、
そういうものとして見るだけでは、
今回ばかりは明らかに不十分でしょう。
(多くの人に見てもらいたいという、
配給会社の気持ちはよ~く分かりますが。)
というわけなので、みなさん、
よろしければどうぞご覧になってみてください。
ヴァンサン・ランドンもいいし、彼の奥さん役のオドレ・ダナも、
なかなかいい感じです。