メラニー・ロラン繋がりで、
今日見たのは、
『イングロリアス・バスターズ』
http://www.youtube.com/watch?v=6ckc9r3ySyo
タランティーノ作品を見るのは、
ずいぶん久しぶりですが、
やはりその文体は健在ですね。
メラニーの役どころは、
フランスの田舎に暮らしているユダヤ人一家の娘。
けれど、ナチの魔の手が彼らに迫り、
生き残ったのは彼女だけ。
それが1941年のこと。
そして3年後の1944年、6月。
(つまり、ノルマンディー上陸作戦の頃ですね。)
メラニーはパリで、伯母から相続した映画館の館主。
ある偶然から、
彼女の映画館での、ナチ映画のプレミア興業が計画されます。
そこで彼女は思いつきます、
そのとき集まるナチの高官ごと、
映画館を燃やしてしまおうと。
一方アメリカでは、
ブラピ率いるユダヤ系アメリカ人による、
対ナチ秘密部隊が結成され、
フランスに送り込まれます。
そして彼らもまた、
このプレミア上映会の爆破を計画します……
エンターテイメントの「枠」として、
ナチ vs. ユダヤ人
を用いることの是非はともかく、
占領下のフランスの雰囲気の一端は、
たしかに味わえると思います。
メラニーは、
je vais bien ...
のほうが、よかったかな。