Amazon Prime でも見られるドキュメンタリー、
Adolescentes (『私たちの青春時代』)2020
を見てみました。
わたしは、
周囲の映画フリークたちと違って、
ドキュメンタリーはあまりたくさんは見ていないので、
評価に自信はないのですが、
今回の作品、なかなかよかったです。
アナイスとエマという二人の少女が、
13歳から18歳まで成長してゆく様子が映し出されるのですが、
その間、パリでは2度のテロ事件があり、
大統領もオランドからマクロンへと変わってゆきます。
そうした中で、
普遍的な悩みと、
フランス的な悩みと、
その両者が巧みに組み合わされていて、引き込まれます。
13歳から18歳と言えば、
当然、高校進学が間に挟まっていて、
エマは普通科へ、
アナイスは職業科へ進みます。
そうした制度について、知識としては知っているわけですが、
実際にその制度の内部で生きるワカモノのナマな感情の襞は、
初めて見たように思いました。
この映画、このままアマプラで見られるなら、
来年度はぜひ、学生に見せたいと思います。